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- 『こっち向いてよ向井くん』〜やっぱアウトプットは大事〜
赤楚衛二さん主演のドラマ『こっち向いてよ向井くん』。
こちらのドラマは観ていないのですが、ねむようこ先生の原作漫画1巻をKindleで読みました。
フィール・ヤングで連載中の漫画で、現在5巻まで出ています。
1巻の感想ですが、期待を裏切らずやはり面白かった。
あらすじ
恋を休んで気づけば10年………「彼女ってどうやって作るんだっけ?」35歳オトコの恋愛まちがい探し実家暮らしの会社員・向井くん(35)は、気づけば10年彼女がいない。最後の元カノ・美和子には、「守ってあげたい」と囁いたら「守るって何?」と詰められフラれた。元カノへの未練を引きずって“恋愛”や“結婚”が遠のいていた向井くんだが、派遣社員の中谷さんが可愛く思えてきて――?元カノと新たな出会いの狭間で惑う、向井くんの恋愛まちがい探しスタート!
主人公の向井くん視点では、うまく行っているように見えた恋愛が、相手の視点から見ると全部勘違いだったという構成です。とはいえ、私はまだ1巻しか読んでいないので(そしてドラマも観ていないので)2巻以降どうなっているのかは不明です。
ただ、向井くんの周りには気になる女の子たちがチラホラ出現しているので、彼女たちがまた向井くんを勘違いさせていくのかなと思わせるような1巻ラストでした。続きが気になる!!
ねむようこ先生が描く漫画はどれも「それ〜〜〜」と言いたくなるような共感の連続で、よくこんなにも人を観察しているなと思います。
ねむようこ先生の漫画は、いろいろ読みましたが特に好きなのは、『午前3時の無法地帯』と『午前3時の危険地帯』です。
パチンコ専門のデザイン会社に勤めるデザイナーたちのお話なのですが、社風とか仕事内容などが、編プロとほぼ同じ。デザイン修正が終わらない、クライアントの注文が二転三転するなど、当時めちゃくちゃ共感していました。
こちらの作品は本田翼さん主演で映像化されています。
なので私は「次映像化されるとしたら『トラップホール』だな」と勝手に思っていました。
恋人から婚約破棄され、いろいろと人生崖っぷちの主人公が、上京して劇団を手伝うようになって……というストーリーです。このワチャワチャ感は映画化に向いている! と思いました。そのことをどっかのタイミングで記事化したなと思って探してみたのですが、全然ありませんでした。頭の中で思っているだけで、言ったことはなかったみたいです。アウトプットしていない悪い例ですね。
『こっち向いてよ向井くん』、2巻以降も読んでみたいと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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