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- 『だんドーン』24話〜さようなら、初期メン〜
『だんドーン』24話です。
犬丸が出るたびに、ハラハラします。
多分彼はそのうち、タカ様に消されるので……。
二重密偵している犬丸から、井伊直弼襲撃計画について問われる川路。
襲撃内容について教えて、もし犬丸が裏切れば、薩摩藩は終わりです。情報戦に苦しむ川路。
一方、薩摩藩陣営では、襲撃についての話し合いが行われています。
有村家が出兵を決意し、もはや戦は免れない。
兵を挙げて加勢すべきと言うのは大久保さん。有村兄弟を弟のように思っているため、早く行ってあげたくてたまらない。
そんな大久保さんを前に、小松帯刀は川路に判断を委ねます。
その回答によって、有村兄弟を見捨てるかどうかが決まるわけです。
しかし小松帯刀のプレッシャーを前に、嘘をつくことは無理。
全国を回っても討伐に賛同する藩はなく、今は動くべきではないと回答します。これにて、有村兄弟を見捨てることがほぼ決定しました。悲しい……。
井伊直弼襲撃に関して、小松帯刀はどんな作戦を立てるのでしょうか。
あえてWikipediaは見ません。読むの大変だしな。
これで終わりかなと思ったのに、最後に再び犬丸のターン。
犬丸が年老いた母親と暮らすあばら家に、タカ様の使いの者が現れます。
ついにお迎えが来たようです。
冒頭でハラハラしていたら、最後の最後で決着がついてしまいました。
初期から活躍していた犬丸が……この物語、多分ほぼ全員とそのうちお別れになるのですが、思い入れのあるキャラクターが消えるのは寂しいです。
そして今回は久々に川路が主人公ムーブしているいい回でした。
情報戦って辛いんだなぁ。
次週がすごく不穏な感じなので、待ち遠しいです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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