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Netflix『ラブデッドライン』〜幸せをありがとうと言葉の誤用について〜

2024.02.19

先日、最終回を迎えたNetflix『ラブデッドライン』

友人に勧められて見始めて、なんとなく最後まで見てしまいました。

Netflix『ラブデッドライン』10話〜イベントを増やしてほしい〜

結果、番組中でカップルが一組成立。ふんわり系のノナと、一途な男ケイちゃん。

でも、ノナのほうが最後まで煮えきらない態度だったので、これはうまくいかないだろうなと思っていたら、なんと結婚したそうです。

本当に自分の見る目は当てにならないなと思います。つくづく。

番組の最後で、「1月末までには結婚したい」と言っていましたが、きっとあの直後くらいに結婚したんだろうな。時間差で報告するのが、大人だなと思いました。

写真もすごく素敵でした。なんとなく見始めたけど、幸せな気持ちになりました。

誤用が定着するか否かについて

ところで、結婚したという意味で使われる「入籍」ですが、誤用だそうです。

失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック

以前、勉強会で使用したこちらの本↑に書いてあったのを思い出しました。

入籍とは、元々ある戸籍に誰かが入ることを指す言葉だそうで、昔は夫の戸籍に妻が入るから、入籍と呼んでいたそうです??(違ったらすみません)。

しかし現在では、結婚した夫婦は新戸籍が新たに作られるのが一般的なので、入籍ではないそうです。

ライター的に、言葉の誤用は気をつけたいところですが、入籍に関しては、もはや誤用が世間に定着しているような気もします。姑息とか他力本願とか確信犯みたいな。

このあたりのボーダーラインは、誰が決めるのでしょうか? 時代?

でも、「ジェンダー的に変えようよ」というのが、そもそもの原点にあるので、やっぱり変えていくほうがいいのかな。難しいですね。

ともかく、ノナ&ケイちゃん、末永くお幸せに!

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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