- HOME
- 『弁当屋さんのおもてなし』〜北海道行きたい〜
グルメをテーマにしたドラマ、漫画は、いまや鉄板コンテンツです。少し前に、そんな内容の記事も書きました。
週刊女性『【料理人を志すきっかけになった!】プロも認める三つ星級食ドラマ』
ダ・ヴィンチWEBでも、過去グルメ漫画についてたくさん書いてきました。
ダヴィンチWeb『異世界居酒屋「のぶ」』〜小さい居酒屋に心惹かれる〜
新たな定義を発見!? サンジ、餃子、野崎くん、トニオ…「料理上手キャラに、悪いヤツはいない」説!
そんな私が、新たに最近観たグルメドラマが『弁当屋さんのおもてなし』です。
最初は図書館で何気なくタイトル借りしたのですが、ちょうどドラマ化するタイミングで、なんとなく観てしまいました。
HTB北海道テレビの、開局55周年を記念した特別企画ドラマだそうです。ドラマは、最近シーズン2も放送され、全4話がNetflixで配信されています。
ちなみに開局50周年のときは、『チャンネルはそのまま!』がドラマ化されたそうです。原作は佐々木倫子先生の漫画で、これも相当好きでした。主人公の雪丸花子が「バカ枠」で北海道☆テレビの報道部アナウンサーとして採用されるストーリーです。長崎ライチ先生の漫画が好きな人はきっと好きだと思います。
さて『弁当屋さんのおもてなし』も、もちろん舞台は北海道。東京で普通の会社員として働いていた小鹿千春は、同じ職場の恋人に二股をかけられて振られた挙げ句、北海道支社に飛ばされてしまいます。悲惨です。
絶望の北海道暮らしが始まった千春。しかし、そんな千春を救ってくれたのが、近所の弁当屋『くま弁』でした。ミステリアスな天才料理人、大上ユウが作る弁当によって、すっかり元気になった千春は、くま弁に週5で通うようになります。ユウさんや、弁当屋に通うお客さんたちとの人間模様を描いたほっこり弁当物語です。
今気づいたのですが、小説版では「大上祐輔」だけど、ドラマ版では「大上ユウ」に改名されてますね。まぁ、小説でもみんな「ユウさん」としか呼んでないからな。
小説はなんとシリーズ12作品出ています。私はやっと5作まで読みました。まだ先が長いことが嬉しいです。『キングダム』1巻を読み始めたときと同じ気分。何も考えずに読めるので、とても楽です。悪い人が一切出てこないのもいいし、どんよりする展開もないので、移動のお供にちょうどいい。
そしてなにより、北海道のご飯が美味しそう。ザンギとか鮭とか食べたい。特に今は、ギョウジャニンニクを入れた餃子が食べたい。ギョウジャニンニクっていろんなところで聞くけど、どんだけニンニク臭いんだろう。
思い返せば北海道には高校の修学旅行で行って、現地で海鮮などを食べたのですが、味とかほとんど覚えていません。もう少し感動しておくべきだったと後悔しています。
北海道グルメ弁当を欲している人に、おすすめなので、ぜひ読んでみてください。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
コメントを残す