『だんドーン』３０話〜人間になってしまった〜

『だんドーン』３０話です。

井伊直弼が討たれました。
その知らせに、混乱する彦根藩邸の人々。

護衛に失敗した多賀者たちが、このあとどうしようと焦っている最中、あっさりと仲間を切り捨てるタカ様。
部下に責任を押し付けて、自分はまんまと逃げようとします。SO COOL

やはり、タカ様はこうでなくちゃねと思ってたら、逃げている最中にだんだんと化け物の皮が剥がれてきてしまいました。最終的に、仲間思いの人間になってしまったタカ様。ええええええ

個人的には、タカ様のこんな姿見たくなかった……。何があっても化け物でいてほしかったけど、さすがに失ったものが大きすぎたんだな。

結局、タカ様は犬丸を信じてしまったせいで、こんなことになってしまった。化け物にはなりきれなかったのでした。

一方、襲撃犯たちは、井伊直弼の首を掲げて、練り歩きます。
左腕を切られて、瀕死状態の有村次左衛門くん。

体力がつづくまで、歩き続け、最後は自ら刀で首を刺して自害します。こんなグロい方法しかなかったのか……。

そして、水戸浪士・広岡子之次郎くんは、一橋慶喜が謹慎させられている屋敷に行って、井伊直弼を討ったことを叫び報告します。

え、どうして……？　なんでだっけ……？　

いろいろ劇的だったので、当初の目的を忘れてしまいました。

余談ですが、千葉県松戸市に、「戸定邸」という国指定重要文化財の屋敷があるのですが、ここは、一般公開されている唯一の徳川家の住まいだそうです。
将軍慶喜の実弟・徳川昭武が家族と暮らした邸宅で、中にも入れます。
何年も前に、松戸市のPR取材のため、伺いました。武家屋敷の中を探検するのが面白かったです。

すごい天気良かったんだな。
余談でした。

さて、結局逃げきったタカ様たち。これから反・井伊直弼派の標的になるということで、しばらく京都に匿われるそうです。一時退場かな。

そして最後に、久々に登場した主人公の川路。

有村次左衛門くんの遺体を回収します。仲間の遺体を見ても動じることなく、さくさく仕事を進めていく川路。ずいぶん変わってしまったんだな。

でもこれで島津斉彬の仇は取れました。

そんな感じで今週は終わりです。

桜田門外の変編も、これで終わり。次からまた日常パートみたいなのが始まるのかな。

というか、このあと歴史的には何が待ってるんだろう。ワクワクしますね。勉強してなくてよかった！

次週も楽しみです。