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- 『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1〜粘り強さが魅力〜
なんとなく見始めた『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1。
たまたま、アマプラのおすすめに上がっていたのを流し見していたのですが、結局最後まで一気見してしまいました。
イギリスの人気番組『ブリティッシュ ベイクオフ』の日本版だそうで、オーディションで選考されたアマチュア料理家たちが、パンやお菓子の技術を競うというものです。
2022年4月22日より配信されていたものだそうですが、全然知りませんでした。なんで今おすすめに上がってきたんだろう??
MCは、坂井真紀さんと工藤阿須加さん。
坂井真紀さんは、昔、本多劇場でボランティアスタッフをしていたとき、観客として来ていらっしゃいました。
チケットもぎりをしていたので、わりと至近距離で拝見したのですが、「こんなに顔にムダのない人がいるんだ」と思ったのを、今もはっきりと覚えています。Beautiful。
イギリス版を見ていないのでわかりませんが、MCの2人は、海外風のジョークを飛ばしたり、ちょっとした寸劇みたいなのを入れたりと、場を和ます役割もしていました。
終始、滑り気味だった工藤阿須加くんが好きです。
審査員は、鎧塚俊彦さんと石川芳美さん。
石川さんは存じ上げませんでしたが、パン職人として有名な方なんですね。
エピソード1から8まであって、それぞれ、エピソードごとに
オリジナルチャレンジ
基本となるテーマを自身が得意なレシピで作成し競う。
テクニカルチャレンジ
番組側が事前に用意した材料と基本レシピから忠実な再現力を競う。誰の完成品か分からないよう審査員は事前に退席する。
ショーストッパーチャレンジ
技術とアイディア、デザインなどの総合力を競う。
と、3つの作品を作ります。
一回数時間かかるので、お菓子作りって本当に大変だなと思いました。
毎回、誰かしら失敗したり、時間が足らず未完成のまま終わったりと、ドラマがあります。
そして、エピソードごとに一人ずつ脱落していく。
エピソードが進むごとに、出演者に感情移入していくので、
「スターベイカー(優勝)は誰だ?」と思っているうちに、最終話でした。
個人的には、実力はあるのに、ここぞというときに力を出せず、ネガティブ思考に陥ってしまうyumikoさんが好きでした。
何度も当落線上にいたのに、ギリギリまで粘っていて、偉かった。
最後まで婚約者推しだったコウヘイさんも素敵でした。
毎回落ちるだろうな、と思って、なかなか落ちない。
粘り強いところに惹かれます。
私は特別、甘いものが好きなわけではないのですが、これを見ていたらケーキがとても食べたくなりました。
今一番食べたいのは、トシ・ヨロイヅカのケーキです。
鎧塚さんの審査聞いていたら、トシ・ヨロイヅカのケーキが食べたくて仕方ない。
銀座にあるみたいです。こういう有名なケーキ屋さんは普通に行って買えるものなのでしょうか?
目白の有名店エーグルドゥースが、いつ見ても行列なので、目当てのものが買えるのか心配です。
しかし、近々、銀座のトシ・ヨロイヅカに行って、ケーキを堪能したいと思います。
残念ながらベイクオフ・ジャパンはシーズン1しかなく、続編の予定は今のところなさそうです。
ぜひともやってほしいけど、人選が難しいのかな。
なので、本家イギリス版を見てみたいと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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