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- 『インベスターZ』〜投資部に入りたい〜
仙台育英学園沖縄高等学校に、「投資部」が発足したというニュースを見ました。
こちらの学校は2023年4月に開校されたばかり。開校と同時に、投資部が発足したそうなので、すでに1年くらい経過しているみたいです。なぜ今になって私はこのニュースを見たんだろう??
近年、学校でももっと金融教育をすべきという声が高まっていますが、それを実現する形ですね。調べたところ、仙台育英の投資部には、こんなルールがあるそうです。↓↓
○学校が100万円の資金を用意。
○入部にあたっては、証券会社の講義7回をすべて受けることが条件。
○講義で得た知識やテレビなどで収集した情報をもとに、生徒がどの株式を買うか検討。
○運用成果を求めるのではなく、社会への関心を広げる目的から、購入するのは、投資信託などではなく、日本企業の株式に限定。
○銘柄を決める際は、その理由を発表し、部員の過半数の同意を得ることが必要。
○生徒が購入したい銘柄を先生に伝え、先生が証券会社に対して株式の購入を依頼。
高校生が部活で100万円を動かす。とんでもないですね。私がここの生徒だったら、絶対に投資部に入ると思います。
投資信託ではなく、日本株を買うというルールも良いと思います。四季報とかめちゃくちゃ読むようになるんだろうなぁ。つい最近、四季報がなんなのか理解した身からすると、本当に羨ましい環境です。
さて、今回投資部と聞いてまっさきに思い浮かんだのが、『インベスターZ』でした。
『ドラゴン桜』で有名な三田紀房先生の漫画です。
北海道札幌市にある道塾学園を舞台に、「投資部」のメンバーたちが、学校の資産運用を頑張る! というストーリーで、2018年にはドラマ化もしています。
あらゆる著名人が「これを読めば、投資についてわかる」と言っていることからも、投資の勉強になる漫画なのだと思います。
ちなみに私は1巻しか読んでいないのですが、すでになんか「理解った(わかった)」ような気になりました。
ストーリーも面白く、主人公の財前孝史くんが、全然首席に見えないのが良い。
あと何気にキャラの顔がすごく書き分けられているのも良い。
ところで、三田紀房先生は、漫画家になった動機について、「紙になんか書いて50万とはワリがよい」と言っていたとWikipediaに書いてあり驚愕しました。天才なんですね。『ドラゴン桜』とか書けるわけだ。
『インベスターZ』は全21巻と結構長いので、気合い入れて読み切りたいと思います。近々。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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