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- 【ミライ★ライター倶楽部】取材対象者決め①巻頭インタビュー・神田山緑さん
『MINT』がメンバーたちの手元に届いたようです。よかった!
みんな隅々までしっかり読んでください!
取材対象者の見つけ方・決め方
『MINT』には4つの特集があります。
巻頭特集が、講談師、神田山緑さんのインタビューです。
冊子のテーマが、文化・芸術ということで、それにふさわしい方を探していました。
なんとなく中野区観光大使のページを見てみると、そこに山緑さんが。
講談って最近なんとなく流行ってる気がするし、中野区観光大使もされているし、これはぴったりなのでは??? と、思いました。
何より、お着物なので、冊子にしたとき写真映えする!!!(←とっても大事)
巻頭特集は絶対に、山緑さんがいい! と思い、すぐにご連絡したというわけです。
ありがたいことに、即座にご快諾いただきました。
もともと、小学校でも講談をすることがあるそうで、うってつけの人選でした。
きのこの山か、たけのこの里か問題
山緑さんのインタビューページを読んだ方から、「なんで突然、きのこの山かたけのこの里か聞いてるの?」と、質問をいただきました。
↓問題の部分です。
誌面だと突然の質問に感じますが、現場ではちゃんと文脈がありました。
山緑さんがいらっしゃる前、みんなで雑談をしている際、メンバーの一人が突如「みんな、きのこの山とたけのこの里どっちが好き?」とアンケートを取り始めました。
意外?なことに、その場ではほとんどの人が、きのこの山派。たけのこの里のほうが少数派という結果に。
メンバーは言いました。「これ、山緑さんにも質問していい?」
私は迷いました。仮にも取材です。なんの脈絡もなく、突然きのこの山派か、たけのこの里派かなんて聞かれたら、山緑さん、びっくりしちゃうんじゃないだろうかと。
そこで、「私が聞けそうか判断して、合図出すから、そのとき聞いていいよ」と取り決めを交わしました。
インタビュー中は聞くタイミングがなかったのですが、すべて終わったあとまた雑談に入った際に、私はメンバーに「今だ!」と合図を出しました。
そして、念願の質問ができた……ということがあったのです。
山緑さんも面白く答えてくださって、助かりました。
誌面に載せるかどうかはこれまた悩みました。いきなり全然関係ないお菓子のこと書いても、読者は混乱するのでは? と思ったのですが、メンバーが「“おまけ”って書けばいいんじゃない?」とナイスなアイデアを出してくれたおかげで、無事掲載することができました。
あの“おまけ”の質問には、こうした経緯があったんです。
普通の雑誌じゃ、こんなことは書けないので、そういう部分も『MINT』の面白いところかなと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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