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- 『ラブ トランジット』第6話〜そういうとこだぞ〜
なんで今それ歌った?
きょうへいのご乱心で幕を閉じた前回。
美容師のこうへいを推していたはずなのに、いつの間にかきょうへいに夢中になっている自分がいます。彼が強烈すぎて、ほかの恋愛の進みがいまいち入ってこない。
そんな気持ちでスタートした第6話。もう終盤です。
えりとマサシのデートからはじまりました。
えりはまだマサシに気持ちがあるけれど、マサシにはまったくその気はないようです。全然関係ないのですが、えりさんの声、高橋真麻に似ている。目を閉じて聞くと、高橋真麻。
夜、みんなの前でSUPER BUTTER DOGの『サヨナラCOLOR』を弾き語りするマサシ。予想外に歌が上手くてびっくりしました。それを聞いて涙が止まらないえり。マサシから引導を渡されたように感じたのかな。
涙が止まらないえりが、ありさに手を引かれて退場。それを見たよしひとが、「(マサシに)なんで今それ歌ったの?」という一言から、一同が揉めはじめます。
いや、見てるほうも「なんで今歌ったの?」と思わずにはいられませんでした。よしひとが怒る気持ちはよくわかる。マサシ擁護派が多いことがむしろ意外。ラグビーボールを触りながらイライラしているよしひとが怖かった。マサシに投げつけるのかと思った。
イライラしているよしひとを見て、イライラしているルカ。この二人は元恋人同士なので、なんか別の沸点が存在しているようです。よしひとが復縁を熱望しているけど、こんだけイライラするカップル難しいんじゃないか。
舞台は北海道へ
そしてクライマックスに向けて、舞台チェンジ。一同は北海道へと向かいます。
道中、全メンバーのXが公開されて、もはやなんのしがらみもありません。
北海道で滞在するヴィラは2つあり、X同士が同じ棟になるというルール。しかし、花火を一緒に観覧したカップルは離れ離れになるということで、あみとこうへいは別の棟に。
「あらら、いい花火を見たせいで」ときょうへいが余計な一言。そういうとこだぞ、きょうへい。ちょっとおとなしくしてると思ったらすぐ調子に乗るんだ、あいつは。
ダイキも、マイがいるにも関わらず「オレ、ありさときょうへいと同じヴィラがいい」って、なかなか強いハート持ってるな。
結局、
ありさ、きょうへい、マイ、ダイキ、こうへい
えり、マサシ、ルカ、よしひと、あみ
の組み合わせになりました。マイが「みんなに幸せになってほしいけど」って言うけどもう無理だと思うんだ。
全員でバーベキューしているとき、ありさがきょうへいに対して「こんなに想ってくれる人は〜」みたいなこと言ってました。横浜で「もう無理」宣言してたけど、まだ可能性があるということ? さすがに番組に言わされてるよね? きょうへいには一旦落ち着く時間を与えたほうがいいと思うの…。
かといってダイキを選ぶときょうへいを刺激してまうことになるので、誰も選ばず静かに東京に帰ってほしい。
最後にメールで「X同士でデートする」という司令が届いたのを見て、拳を天に突き上げるきょうへい。本当そういうとこだぞ。なんですぐ調子に乗っちゃうんだろう? 横浜でありさにキレられたの忘れちゃったのかな?
でもみんなのために肉を焼いていたきょうへい。優しい気持ちがあることはわかってるんです。
次週、最終告白。つまり最終回?
「きょいへいが一人で出て行ってた」という引きにもう、ワクワクが止まりません。
頑張れきょうへい! 帰ってきてきょうへい!
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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