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『英語の勉強は後まわし! “カタチ”から入るビジネス英会話』〜TOEICの世界線〜

2024.03.10

今日はTOEICの試験日でした。

受験した方は、どうだったでしょうか? 成果は出せたでしょうか?

私は3年ほど前に受験したのが最後ですが、異次元のスコアを記録しました。下の方の異次元です。

コロナ禍をきっかけに、オンライン英会話をしていたときで、フィリピン人の先生に「グッジョブ!」と送り出されたのでした。結果を報告したとき、リアルに「Oh…」と言われたのを覚えています。

本当はスコアを発表したいところですが、全然笑えないので控えさせてください。

こんな私ですが、いつ受験しても大丈夫なように、常に準備をしています。

過去、こんな本のレビューをしました。

『英語の勉強は後まわし! “カタチ”から入るビジネス英会話』(ダイヤモンド社)

著者の児玉教仁さんは、グローバル・リーダー育成のプロフェッショナルだそうです。

20歳のとき単身渡米。英語力ほぼゼロの状態から、必死の努力で現地の大学を卒業。そんな著者いわく、「全てをさらけ出し全身全霊でぶつかること」が語学力向上のカギだそうで、この本ではそんなことが書かれています。

【最強の自己紹介5段階】英語は「話そう」としなくていい! “カタチ”から入ればなんとかなるリアクション術!

要するに、英語でのコミュニケーションは、単語の数ではなく、派手なリアクションが大事なのです。

しかし読んでみて思うのは、派手なリアクションはもちろん大事なのですが、リアクション任せにしている限り、会話は続かないということです。やはり、単語の勉強も欠かせない。当たり前です。

もちろん私も、いつの日かTOEICの雪辱を果たすため、常に見えるところに単語帳を置いています。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

すごく売れている本です。

著者のTEX加藤さんは、15回連続で990点を記録したTOEICマスターです。

重要単語が書かれているのはもちろんですが、たまに余談で出てくる「TOEICの世界について」の豆知識が面白いです。

たとえば、TOEICの世界には、軍隊が存在しません。なので「Officer」は「将校」の意味は出ませんが「警察官」でたまに出るそうです。

ほかにも、コピー機がよく故障する、ホワイト企業しか存在しない、よく誰か遅刻してる、でも遅刻しても怒られない、提出期限に遅れても上司は怒らない……など、平和な世界です。

じつはこの単語帳を読んでから、この「長竹ノーバン!」も、TOEICの世界線にしました。

誰も怒らない、戦もない、締め切りに間に合わなくても怒られない、そんな平和な世界が実現すればいい。

はなしを戻して、前述した英語本レビューの最後に、

英語の勉強がまったく手につかなかった人も、まだ間に合います。今年はひとまず、カタチだけ修得して、来年になったら英語の勉強を始めてみるのもいいかもしれませんよ。

と自分で書いていますが、8年経っても何も変わってないんだから、もう変わることはないんだろうと思います。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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