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- 『この保険、解約してもいいですか?』〜生命保険をもう一回理解したい〜
以前、生命保険に関する本のライティングをお手伝いしました。
保険コンサルタントの後田亨さんの本で、「生命保険ってなんなの?」「何に入ればいいの?」という疑問を、とても偏差値の低いライター(私)が、超初歩的な質問をしまくり、解決してもらうという、対談テイストの内容です。
最初の打ち合わせで、銀行が顧客から預かったお金が、投資で運用されているということを知り、驚愕した思い出です。当時、27歳くらいでしたが、銀行の仕組みがどうなってるかすら知りませんでした。後田さんが爆笑していたのは、いい思い出です。
そんな後田さんの新著が昨年10月に発売されました。こちらです。
保険に入りすぎている「五十嵐夫婦」の相談を軸に、本当に入るべき保険について解説していく内容です。項目としては、
・「医療保険」は本当に必要?
・がん家系なので「がん保険」が気になる。
・「掛け捨て」の保険は、損なのでは?
・「終身保険」の保険料が重く、家計を圧迫している
・自営業者は「就業不能保険」に入るべき?
・子どもが生まれたら「学資保険」に入るべき?
などなど。
五十嵐夫婦と後田さんの問答で進んでいくので、とても読みやすいです。
保険に入ることで様々な“万が一”をカバーできるかと思いきや、「お金ムダにしてた!!」ということがわかっていきます。
決して保険がダメなのではなく、仕組みを正しく理解して使わないと損するよ、ということです。後田さんが本やインタビューなどで、繰り返し伝えていることです。
当時、私もライティングをしながら勉強させていただいたおかげで、保険の仕組みをだいぶ理解することができました。おかげさまで、保険に関してはムダなお金を払わずに済んでいます。
ただ、一度はすべて理解したはずなのに、時間が経ったおかげでかなり忘れているようです。外貨建て保険が、なんで損するのか思い出せない。あれ????
保険をイチから知りたいという人も、学び直ししたいという人にもおすすめの一冊です。私も読んでもう一回思い出したいと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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