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- 『だんドーン』37話〜呪われませんように〜
『だんドーン』37話が配信されました。
今回はホラー味あふれる回でした。嬉しい。
熊本県、人吉市!
京都に出兵する薩摩藩兵1000人分のお米代を、薩摩から下関まで運ぶことになった、川路・中村半次郎君・太郎のパーティ。
川路と中村半次郎君は、大金が入った田の神様を運ぶ係です。
どちらかが持ち逃げしないよう、お互い見張り合っています。
そんな二人を、気の利く太郎くんがサポート。
この旅編、結構長く続くのか??
まず到着したのが、人吉。熊本県の最南部にある市だそうです。
すべての食べ物が美味しいとのこと。熊本県は一度も行ったことがありませんが、いつか行ってみたいです。
川路たちはここで一泊することになるのですが、近くにある永国寺は、幽霊伝説があるお寺として有名なんだとか。
近郷のある男の妾が本妻の嫉妬に悩んで身投げした後、幽霊となって本妻を苦しめていた。実底超真和尚が、幽霊の醜い姿を描いて幽霊に見せると、驚いた幽霊は和尚の引導を請い、和尚の引導により成仏したという。境内にはこの幽霊が現われたという池もある。
(↑Wikipediaより引用)
お寺には今も、この幽霊画が残っているそうです。さっそく調べました。こちらです。
怖いですね。
「和尚が幽霊を見ながら描いた」というのは、伝説に過ぎませんが、そうは言っても実際にこの絵は存在しているわけで、一体どういう目的で描かれたのか気になります。
幽霊の絵描いてみよう、思ったより上手に描けたな、みんなに見てもらうために、ちょっとストーリー盛るか、みたいな感じでしょうか。こういうことを言うと本当に呪われそうなので、もう止めます。
7000人集まる「ゆうれい祭り」
話しのオチとしては、和尚が幽霊と向き合ったように、川路も中村半次郎君と一生懸命向き合おうよ、という素敵な終わり方でした
今調べたところ、永国寺に行けば、幽霊の掛け軸は常時観覧できるようです。ただし、常設展示されてるのはレプリカで、本物は毎年8月に開催される「ゆうれい祭り」でしか拝めません。
気になるその「ゆうれい祭り」ですが、コロナの影響で、しばらくお休みしていましたが、昨年4年ぶりに開催されたとニュースにありました。
『本物の墓場』で恐怖体験! 4年ぶりの復活「ゆうれい祭り」に怖がる方も怖がらせる方もみんな大興奮
野外に作られたお化け屋敷は、本物の墓場を使っています。
墓場と言えば、土井津仁。
7000人も集まったそうです。すごい賑やかですね。
いつか行ってみたい人吉市とゆうれい祭りでした。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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