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- 『GALS!』〜絶版するなんて思ってなかったから〜
もう、そうとまで言う。
年末年始に、ダ・ヴィンチニュースに納品した記事が、一気にアップされました。
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漫画を読むことはライフワークのひとつなので、ダ・ヴィンチニュースのお仕事は、仕事ではなく、ほぼ研究発表の場だと思っています。そのつもりで書いています。ライター陣の中で一番気合い入れて書いてる自信がある。そうとまで言う。
なんで全部売っちゃったんだろう
今回良かったなと思うのは、1970年代の名作と言われる漫画を読めたことです。古い作品はなかなか読む機会がありません。そのへんの本屋には置いていないので、ネットで取り寄せます。絶版だったりすると、プレミア価格で高額なので手が出しにくいこともしばしばです。Twitterにも書きましたが、一番思い入れがある作品は『キャンディ・キャンディ』です。小学校だか中学校のとき、夢中になって読んでいました。
特に終盤のテリィとの別れが切なすぎて、泣きながら読んだ記憶があります。スザナも可哀想っちゃ可哀想だけど、だとしても人の恋路を邪魔しちゃダメじゃない? あの後にはテリィとスザナはその後どうなったんだろう? とか思います。うまくいかなかっただろうな。
もう一つ、子供ながらに謎だったのが、何巻だったか忘れましたが、キャンディが城?塔?に閉じ込められたとき、廊下を歩く謎の人物を見るという、怪奇現象に遭遇したエピソードです。この人物の正体は後々明らかになるんだろうなと思って読んだら、結局、最後まで誰だったのかわかりませんでした。本当にただの怪奇現象だったのでしょうか。
もう一度読みたいけど、残念ながら、全巻売ってしまって今は手元にありません。絶版になると知っていたら、絶対に売らなかったのに悔しいです。いつかまた、発売されることを願っています。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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