• HOME
  • 【ミライ★ライター倶楽部】作文は一人で書くものではない

【ミライ★ライター倶楽部】作文は一人で書くものではない

2024.10.08

先日、こちらの記事↓
【準備編42】おすすめされた本ですが……。

の中で、「文章は一人では書けない」という点について、ちらっと触れました。

学校で書く作文を、クラスメイトと読み合って添削する、あるいは先生に何度も提出して添削してもらうということを、私は学生時代にやった記憶がありません。

自分で書いて、ほぼ読み直すこともせず、先生に提出して終わり……という感じでした。内容は置いておいて、とにかく「書ききればOK!」だったのだと思います。

残念ながら、「書き切ること」だけにフォーカスしても、文章が上手くなることはありません。
文章を上達させるためには、自分以外の人に読んでもらって、添削してもらうことが必須です。

「ひとりで書いて、誰にも読んでもらってないけど、めっちゃ文章上手になった!」

なんて人は、絶対にいません。
いや、もしかしたら私が知らないだけで、神のペンを手にしたごく一部の天才にはいるかもしれません。でも普通の人は神のペンを持っていないので無理です。

どんな作家もライターも、誰かに読んでもらって、何度も添削してもらった結果、文章が上手になった……はずです。

なぜ人に読んでもらうことが大事なのかというと、私たちの目は、思っているよりも節穴だからです

自分では「ふーん? いい感じに書けたじゃん?」と自信満々に思っても、いざほかの人に読んでもらうと「何かよく意味がわからないんだけど……」と言われることは、あるあるです。私も1000回くらいあります。

ただ、この「何かよく意味がわからないんだけど……」がとても大事で、改めてその部分を読み直すと、たしかになんかよく意味がわからない。なんで気づかなかったんだろう? と思います。本当不思議です。

そして、自分の文章を人に読んでもらうのと同様に、人の文章を読むことも大事です。
誰かの文章を読んで、どこか変なところはないか添削する作業は、文章を上達させます。

「文章は一人では書けない」とは、そういうわけです。


ただ、学校で先生に何度も添削してもらうのは、現実的には難しいはずです。

たとえば、クラスの子供たちが書いた400字の原稿を、先生が一人ひとり添削して、それなりの完成原稿に仕上げるとしたら、一ヶ月経っても終わらないと思います。ただでさえ忙しい学校の先生に、そんな時間があるとは思えません。

そこで、中野区ミライ★ライター倶楽部なんですね。

恐らく、学校で習うことのない文章の添削の仕方も、講座内でレクチャーします。一度覚えてしまえば、一生使えるテクニックなので、とても便利です。

作文は一人で書く孤独な作業じゃないぞ! と思ってもらえる講座になっております。お楽しみに!!

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。内容をご確認の上、送信してください。

コメント必須


上の計算式の答えを入力してください

名前必須

同じカテゴリーの記事を見る