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かくれ鬼の家からの脱出④〜裏切り〜

2024.12.24

かくれ鬼の家からの脱出①〜あの子を助けたかったんじゃ〜
かくれ鬼の家からの脱出②〜スタート前のトラブル〜
かくれ鬼の家からの脱出③〜妖精がいる〜

いよいよ、ゲームはクライマックスへ。

ヒントなくても謎は解ける

ヒントを手がかりに、やっとの思いで、ある答えを導き出した我々でしたが、ここでちょっとした事件が。なんと、リーダーが先回りして、すでに次の問題へと進んでいたのです

ネタバレになってしまうので、詳しくは言えませんが、リーダーはすごく少ないヒントを使って、1人で謎を解いていたということです。

知らない間にゲームが進んでいたし、確実に終わらせに来ていました。

リーダーいわく、「グループで挑む謎解きゲームは、みんなとは全然違うところに視点をやるのがコツ」なのだそうです。

そんなリーダーのファインプレーもあって、私たちはついに、最後の謎にたどり着きます。

仲間を押しのけて逃げるという最低の行為

リーダーは、謎を解くための一番の大仕事を、私にまかせてくれました。ここまでいいところなしの私に、華を持たせてくれようとしたのです。

私もそれに応えようとものすごく意気込んでいたのですが、いざというその瞬間。その大役をコスモスに託して逃げてしまいました。

怖かったのです。まだそれが正解かどうかわからなかったし。

しかもその際に、目の前にいた不動明子さんを押しのけて逃げるという、最低な行動をしてしまいました。

「ああ〜どうしよ、逃げるところがない」

という不動明子さんの声を、無視しました。

その後、なんとか不動明子さんも隠れ場所を見つけ、いろいろあった結果、見事、ゲームをクリア!

妖精さんのヒントが何度かあったものの、幽霊屋敷の謎を解くことに成功したのです。出口までの道のりは、誰よりも早く駆け抜けました。

こうして我々のホラー脱出ゲームは幕を閉じたのです。

それにしても、今回も本当に何もできませんでした。
今回に関しては、私以外の全員が何かしらアイテム見つけたり、ファインプレーがあった。情けない限りです。

ただ、さすがに2回のホラー脱出ゲームを経験したことで、多少なりとも免疫ができたような気がしています。

次は春。今度こそ、咽び家の第二章にチャレンジです。

必ず、何かしらの武功を上げたいと思います。必ず。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

COMMENTS

  1. 不動明子(ペンネーム) より:

    こんばんわ。不動明子(ペンネーム)です。今回もレポートありがとうございました。ネタバレができないなかで情景が浮かぶレポート、さすがです! 春が来たらあの子を助けにいきましょう! 裏切りには要注意

    • 未来中村 より:

      不動明子さん(ペンネーム)、コメントありがとうございます。
      その説は、裏切ってしまい大変申し訳ありませんでした。あのときはパニック状態で、どうかしていたんだと思います。引き戸のようにどかしてしまったことを思い出すと、今も笑いが止まりません。春が楽しみです。

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