- HOME
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』〜吹き出しくらいがちょうどいい〜
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、やっと観に行けました。
字幕で観たかったのですが、ちょうどいい時間がなかったので吹き替え版。
現時点でのマリオの世界興行収入が、12億8800万ドル(約1790億円)だとか。
1位は『アナと雪の女王』14億5368万ドルだそうです。アナ雪すごいな!
しかし着実にマリオが迫っているので、このままいけば逆転もありそうです。
キノピオは吹き出しくらいがちょうどいい
ストーリーもご多分に漏れず、面白かったです。
前半のマリオの配管工パート、こんなにいるかな? と思いましたが、クライマックスの戦いのためだったんですね。納得しました。
マリオカートとかルイージマンションとか、ファンが喜ぶ仕掛けも随所にありました。イルミネーションのサービス精神を感じさせます。
でもやっぱり、マリオやルイージやピーチ姫は、ゲームの距離感でみるのがちょうどいいなと思いました。ずっと近い距離で見ていると、可愛さが半減してきませんか?
これもゲシュタルト崩壊というんですか?
特にドンキーコングは、私の中で寡黙なゴリラというイメージがあったので、ちょっと意外なキャラクターでした。コロコロコミックではああいう感じなんですか?
キノピオもべらべら喋られるのはちょっと……やっぱり吹き出しくらいがちょうどいいのかもしれません。
いかにもマリオ好きのように言ってみましたが、私はセガサターン派だったので、家にマリオはありませんでした。友達のお家の64で『スーパーマリオ64』を遊ばせてもらっていた、そのくらいの距離感です。
メイビーアバウトサーティーファイブ
もうひとつマリオとの接点を挙げるとすれば、中学の英語の教科書が『ニューホライズン』です。「What’s this?」を習う単元にマリオが出てきました。
マリオの年齢について議論する会話が繰り広げられており、そこで「メイビーアバウトサーティーファイブ」という文章が出てきました。
それ以来、私の中でマリオは35歳くらいの認識でいましたが、公式設定では24,5歳くらいのイメージだそうです。今調べました。若いのに貫禄ありますよね。
ところでセガサターンでは『クロックワークナイト 〜ペパルーチョの大冒険〜』が好きでよく遊んでいました。周りにセガサターンを持っている友達がいなかったので、誰とも盛り上がることはありませんでしたが、私のなかで動くおもちゃといったら、『トイ・ストーリー』よりも断然、『クロックワークナイト』です。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
コメントを残す