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- 『だんドーン』第16話〜安政の大獄は知ってる〜
『だんドーン』第16話です。
戦わずして展開させる
今週は少し話がややこしく、一回では理解できませんでした。
しかし、本当にややこしい歴史上の出来事を、よくこんなにもまとめてるなと思います。
前話では、敵である井伊直弼陣営の島田に発見されてしまい、絶体絶命の川路。
川路が強いみたいな設定もなかったので、戦ったら負けるよね? どうするの? と思っていました。
結果、なんと会わなかったことにして解散という流れに。
戦わずして次の展開へ進むというのは想像していませんでした。
「もう密勅が江戸に入ることを防げないので、一刻も早くこの失敗を取り戻したい」というのが島田の理由です。
厄介な人物である川路はここで始末しておいたほうが良いのでは?? と思ったけど、忍者ってそんなに簡単に人を消したりしないのですかね。
そんなこんなで、命拾いした川路。そして、密勅も無事でした。
いきなりクビは可哀想
島田が陣営に戻ると、そこに井伊直弼とタカ様が登場。
タカ様の足取りはよくわかりませんが、島津斉彬を暗殺して、さらに密勅の写しを手に入れて戻ってきたみたいです。本当に仕事ができる。
今回の戊午の密勅に関わった工作員たちを全員暗殺する作戦を提案しますが、「大老はそんなことしちゃいけない」と井伊直弼は拒絶。
それどころか、タカ様の後ろ盾のおかげでここまで来たのに、突然クビを言い渡します。とんだ手のひら返しです。
がしかし、タカ様がいないと何もできないも同然の井伊直弼。
タカ様の指揮を失った部下の忍者たちは、井伊直弼の言う通り動くしかありません。井伊直弼の反対派をひとり残らず捕まえるというミッションです。
そしてこれが、世にいう安政の大獄だそうです!! わああああああ!!!!
安政の大獄という言葉は知っていましたが、何が起きたのかは今までさっぱりわかりませんでしたが、ようやく理解した気がします。ようするに井伊直弼の反対派を弾圧していたことだったんですね。
井伊直弼が何してる人なのかわからないと、理解しようがないですよね。
歴史の勉強って覚えること多くて難しいですねと改めて感じました。
ひとまず、ここからは安政の大獄が始まっていくということで、ちょっとした山場を迎えそうです。
加えて、クビになったタカ様がどう動くのかも気になります。
次週も楽しみに待機したいと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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