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- 方南町のお化け屋敷『畏怖 咽び家』に挑戦①〜集結〜
※※ネタバレありません。
ずっと行きたいな〜行きたいな〜と思いつつ、なかなかチャンスがなく、行けませんでした。
畏怖 咽び家です。
通称、方南町のお化け屋敷です。
有名なので知っている方も多いと思います。
私は昔、何かのテレビで、たしか千原ジュニアかそのへんの芸人さんが「行った」という話を聞いたのが最初でした。いわく、
・一軒家を使ったお化け屋敷
・殺人鬼に追いかけられる
・参加者は押入れなどに隠れなければならない
デンジャラスな設定にときめきました。
おそらく、千原ジュニア(多分)が行った当時は、ただのお化け屋敷だったのだと思います。
いつからか脱出ゲームになり、
・殺人鬼から逃げながら、謎を解いて、一軒家を脱出する
というミッションが加わったそうです。※ライターの不動明子さん(ペンネーム)調べ
謎解きが加わったことで、さらに行きたい欲は高まりました。
なのですが、ずっと行けずにいました。理由は人数です。
咽び家は現在、1チーム6人体制になっています。
たとえば2人で予約した場合、知らない方4人と合同になる可能性が。
その日出会った他人に命を預けるなんてできません。
身内だけで6人固めて貸し切り予約をするのが最も望ましい形ということです。
この人選が最初の関門で、条件に見合う人が見つからなかったのです。
条件とは、お化け屋敷に興味があって、脱出ゲームが好きで、勇敢なハートを持っていて、なおかつ絶対に裏切らないメンバーであること。
すべてを満たす人物が周りにおらず、私の「咽び家に行きたい」という願望は、長年宙をさまよっていました。
それが一変したのが、約一ヶ月前。
ライターの不動明子さん(ペンネーム)から、「行かないか」とお誘いを受けたのです。
聞けば、脱出ゲーム好きのメンバーがすでに2人揃っているということで、私を含めたら4人。あと2人入ればチームが完成します。
そして、厳正なるメンバー選考の結果、ついに6人が揃ったのです。メンバーはこちら。
・リーダー…脱出ゲーム好き。謎解き能力に最も長けている。咽び家は今回で2度めの挑戦。
・小暮先輩…脱出ゲーム好き。経験値に期待。
・コスモス…ホラー好き。霊感がある。勇気に期待。
・不動明子…聡明なライター。ホラー好き。冷静な判断力に期待。
・TAKAGI…ゲーマー。ゲーム脳に期待。
・私…慌ただしいライター。うっかりミスが多い。
大の大人6人、しかもまったく別の職種の人間が予定を揃えるのは至難の業でしたが、スケジュールもなんとか合わせることに成功。
それぞれ期待すべき能力があり、このメンバーなら脱出も夢ではないと思いました。
特にリーダーに関しては、咽び家は二度目の挑戦ということで(一回目は失敗)、非常に頼もしい存在です。ちなみに全員女性で、それぞれ初対面の人がいたりいなかったり。でも、私と不動明子さんが信頼できると確信したメンバーであるため、安心して命を預けられます。
そして、12月某日。我々は方南町に集結するのでした……。
つづく
前置きが長くなりましたが、結論からいうとめちゃくちゃ面白かったので、あえて刻んでいこうと思います。思い出を噛み締めたいんです。
なお、記事中ではネタバレをすることはありませんが、その場の雰囲気を解説することはあると思うので、「知識ゼロで挑戦したい」という方は、ご注意ください。
次回は、「恐怖!始まらない脱出ゲーム」です。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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