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- 『脱出おひとり島3』11話〜告白のチャンスもなく終わった男〜
『脱出おひとり島3』11話。
いよいよ最終話です。あっという間でした。
何回これ繰り返すんだろう
クライマックスに残されたのは、やはりグァンヒさんが誰を選ぶか問題。
いろいろあったけど、最終的にヘソンさんとミンジさんの2人に絞られました。
ハジョンさんは、まだ頑張ってるけどさすがに無理だよな。「私に戻ってきて」と言うけども。最初から会話が噛み合ってなかったと思うんです。
地獄島でみんなの前で、ハジョンさんとグァンヒさんが2人のこれまでを話すシーンがありましたが、ここでほぼ答え出てましたね。ハジョンさんは事実上のリタイアです(決めつけ)。
ハジョンさん最初はあんなにイケイケだったのに、一体どうしてグァンヒさんなんだろう???
ハビン氏が天国島で良い仕事したら、まだ結果は変わったかも知れないのに、ハビン氏め。
そして、グァンヒさんを取り合う2人が、ダメ押しのトークセッションを繰り広げます。
直前までヘソンさんに気持ちが傾いていたグァンヒさんでしたが、ミンジさんとの会話で再び彼女に気持ちが向き始めました。ヘリコプターの中でミンジさんが泣いていたことを知り、なおさら気になってしまったようだ。
続いてヘソンさんとのトークセッション。
同じように今までのことを話している中で、まだミンジさんが気になると言うグァンヒさん。いい加減堪忍袋の緒が切れたヘソンさん。「これ以上は努力できない」と言い切ります。いつも笑顔のヘソンさんが、ものすごい真顔で、これは本気だ。
キレられて、すごい動揺するグァンヒさん。何回キレられるんだこの男。
女性陣を怒らせたり泣かせたりするのは、自分の振る舞いに原因があったと、ようやく気がついたのです。試し行為をしすぎなんだよな。
決めきれないと思ったグァンヒさんが、まったく関係ないミニョンさんを選んで泳いで脱出したいと言ってるところを見て、グァンヒさんのことをちょっとだけ好きになりました。少しだけ面白かった。
でもこの期に及んでまだヘソンさんとミンジさんどちらを選ぶかわからない。神編集ですね。
女神、脇役へと転落
さて、すっかり脇役へと回ってしまったギュリさん。
ミヌさんがもう戻ってこないことが決定したので、あとはミンギュさんをどうするかくらいしかやることがありません。
ギュリさんに関してはもっと動いてほしかったです。
最後のほうちょっとだけ面白かったけど、やばいところをもっと見たかった。残念です。
そして最後の夜、地獄島でみんなで焚き火を囲みます。
今日までのことを振り返り、感極まるメンバーたち。意外なことにグァンヒさんも泣いている。みどころ作る天才か?
ああ、でもグァンヒさんが出るバスケの試合観に行きたいと思ってる自分がいます。めちゃくちゃ写真撮りたい。日本来ないかな。
そのあとヘソンさんを呼び出したグァンヒさん。まるで別れの挨拶みたいなことを話し出す。最後にちゃんと話そうという気持ちが感じられるけど、一体どういう心境なのかわかりません。
続々とカップル成立
迎えた最終日の朝。
ジンソクさんとミンジさんは無事カップル成立。ミニョンさんは駄目かと思ったけど、ジンソクさんが優しい男で良かったな。
そしてギュリさんとミンギュさんもカップル成立です。ミンギュさん素敵だけど、これに関してはギュリさんが妥協したようにしか見えません。内心ミヌさんのほうが良かったんだろうな。でもここで断ると地獄島に残ることになるからプライドが許さなかったんじゃないだろうか。なんにせよ、ハッピーエンドで良かったです。
シウンさんとミヌさんもカップル成立。一度も2人で天国島に行ってないのに。良かったですね。ウォンイクさんはダメ元で行った勇気を評価します。一人みんなのもとへ帰る姿が切なかった。
おい、ハビン〜〜
そしていよいよ主役の登場です。グァンヒさんは誰を選ぶのか。
ミンジさんとヘソンさん、ハジョンさんが並びます。
緊張の中呼んだのはヘソンさんの名前でした。
私はてっきりミンジさんだと思ってたので驚きました。ミンジさんも自分が選ばれるものだと信じていたようで、がっかりした様子。全然納得してない顔。
ハジョンさんは駄目だと思ってたそうなので、潔いです。「私は全然違うと思ってた」と言ってたけど、「そりゃそうだろうな」とミンジさんも思ったはずです。
そして私の推しであるハビン氏は、ハジョンさんへ告白するつもりでした。が、ハジョンさんが先にグァンヒさんに行ってしまったので、告白するチャンスもなく終わりました。何しに来たんだハビン氏。
それにしても途中参加のミンジさんが、こんなにも中心人物になるなんて。途中参加メンバーはなかなか食い込むことが難しいのですが、それを考えるとよくやったなと思います。楽しませてくれてありがとう。
『脱出おひとり島』の素晴らしいところは、フラレたメンバーが、地獄島に取り残されたシーンで終わるところです。所在なさげにする表情が毎回面白すぎる。
個人的には今回が一番おもしろかったです。
イライラしたけどグァンヒさんがいてくれてよかった。
シーズン4を楽しみにしたいです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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