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- Netflix『ラブデッドライン』〜来てすぐ帰るパターンもある〜
『脱出おひとり島』も終わり、『ラブキャッチャー』も終わり、さて、次は何を観ようと思っていたところ、ウォッチャーの友人から「Netflixのラブデッドラインがなかなか面白い」という情報をキャッチしました。
真実の愛を探し求める女性たちが、結婚相手を見つけるため美しい場所をめぐる旅へ。この度のルールは2つ。男性は期限が来たら帰らねばならず、プロポーズできるのは女性だけ。
またしても真実の愛を探す旅です。ロケーションって大事ですよね。
参加メンバーの年齢は、20代後半〜30代後半。「本気で結婚したい男女」という設定で集っているので、真面目なタイプの大人が多い印象です。変にチャラかったり、浮ついてる人はいない感じ。
現在までに6話まで配信されており、ざっと全部見ました。ここまでですでに、男性メンバー3人くらい帰ってます。
いつ帰るのかは、本人も知りません。ある日突然、スマホにメッセージが届いて、そこでさようならです。
一発目帰らされた人は、まだシステムが浸透していないので「あれ? これ俺帰宅なのかな?」と、若干戸惑っていました。ふんわりその場を離れて以降、メンバーとは接触できず、ちゃんとお別れできなくて可哀想でした。
2回めからは、「あ、これ帰るパターンだな」ということがわかるようになり、直近では、メッセージが来てすぐに、泣きながら仲間たちと抱擁して別れを告げるというシーンが加わります。別れのシーンにグラデーションがあるのが面白いです。
男性メンバーは帰宅する際、女性からのプロポーズを待つことができます。
残念ながら、現時点でマッチングしたカップルはいません。
唯一、美容外科医のタカちゃんと、ヨガインストラクターのサキちゃんが、うまくいくか……に思えましたが、まさかのタカちゃんがプロポーズを断るという結果に。
あんなに自分からサキちゃんにアピールしていたのに??? と、憤りを感じましたが、号泣しながら断った理由を話していたので許しました。あんなに泣いたら責めることはでない。
プロポーズに失敗した女性も、そこで旅は終了。
一人帰宅すると、新たにもう一人補充されるという仕組みで、これまで男性メンバーが数名補充されてきました。
女性メンバーは補充されないのかな? と思っていたら、最新話で26歳のプリティガール、ソラちゃんが加入。
膠着状態のメンバーたちの、起爆剤として投入された感じです。
最年少の可愛い女子が入ったことで、震え上がるお姉さんメンバーたち。さっそく男性新メンバーの格闘家が、ソラちゃんにアプローチを仕掛け、これからどうなるか? というところで6話は終わりました。
次回は、マッチングした相手と、同棲シミュレーションが始まるそうです。
誰ともマッチングせず、全然興味ない相手と同棲することになったら、わりと地獄。
年収3000万以上じゃないと嫌だという強気な女性シーちゃんや、
来てすぐ帰らされてしまったキイチなど、面白シーンも結構あります。
ただ、予算の都合なのか、アクティビティなどのイベントは、どれも地味めです。京都とか那須とかロケーションは素敵ですが、わりと普通のデートをします。真実の愛を探してるわけだから、そんなに刺激的なイベントはいらないのか。
全10話なので、あと4話も残ってる。果たして、プロポーズ成功するカップルは現れるのでしょうか?
とりあえず、シーちゃんの恋の行方が気になるので最後まで見届けようと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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