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- 『だんドーン』32話〜頭がおかしくなりそう〜
『だんドーン』32話が公開されました。
歴史的事件の後始末は、いろいろ大変なんだなぁと思わされるここ最近。
有村三兄弟の三男・次左衛門くんに続き、次男の雄助くんも切腹することに。
しかも介錯なしということで、相当痛いし、さぞグロテスクだったことだろう。
一度に2人も息子を失った母が、気の毒で仕方ありませんでした。普通だったら頭がおかしくなりそうな事案です。江戸時代のお母さんはタフだなぁ……。
そうして切腹したあと、雄助くんの首は、薩摩藩境に待つ幕吏の元へと届けられます。
ところが薩摩藩の関所で、トラブルが発生。
江戸に向かう途中の日下部母娘と、幕吏が鉢合わせてしまいました。
「大老襲撃事件の関係者」と疑われる日下部母娘は、重要人物として捕縛対象です。
しかし、有村母の機転により、とっさに有村長男・俊斎と、日下部娘のマツをその場で結婚させます。これにより、マツは襲撃事件の実行犯である次左衛門くんとは無関係とされ、難を逃れるのでした。
歴史者は、人間関係や対立構造が二転三転するので、離脱しがちな私ですが、なんとかここまでついてくることができました。
恐らく山場をひとつ越えて、きっとここから次のステージへと入っていくのだろう。
桜田門外の変のあとって、何が始まるんだ?? と思って調べたら、生麦事件と出てきました。
これは覚えています。イギリス人と大名行列の間に起きた事件ですね。果たして本編に関係あるのか? わかりません。
犬丸の息子の太郎くんも、これから活躍しそうなので楽しみです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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