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- 『だんドーン』40話〜伊牟田さんって実在したんだ〜
『だんドーン』40話が公開されました。
小松帯刀と忍者の伊牟田さんの少年時代のエピソードです。
伊牟田さんは、小松帯刀の主治医兼護衛だったんですね。子どもの頃からの付き合いだったことがわかりました。
小松帯刀が伊牟田さんに対して強い思い入れがあるのは、そういう理由でした。
そして明らかになった、伊牟田さんの暗殺仕事。
外国人通訳のヒュースケンを暗殺していたのは、薩摩の過激派に潜入していた伊牟田さんでした。
ヒュースケン? どんな事件だったのかな? と思ってWikipediaを見たところ、驚きました。伊牟田さんって、実在の人物だったんですね。忍者っていうから、てっきり架空のキャラクターだと思ってた。
とにかく、薩摩藩のためにヒュースケンを暗殺していた伊牟田さん。その事実にショックを受ける小松帯刀が可哀想でした。
その流れで、この時代の情報戦についても解説されていました。
情報戦で勝つため、いろんなタイプの密偵がいたそうで、伊牟田さんのほか、主人公・川路もその一人です。ネットとかないから、スパイとか直接現地まで行かないとだし、大変だったろうな。ネットとかないから。
しかし、人や思想にこだわりがなく冷めたタイプの川路と違い、伊牟田さんは情に厚く優しいので、いつか大変なことになると予感している小松帯刀。なんとなくフラグを立てる伊牟田さん。
最後は、小松帯刀の「俺とお前、どっちが死ぬのが先かな」という、ハードボイルドなセリフで締めて終わりました。
Wikipediaを見れば、すぐに結果がわかりますが、あえて見ないことにします。
次号は休載みたいです。そういえば川路たちのパーティーが、分断したままだったけど、どうなったんだろう。楽しみです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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