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『映像クリエイターのための完全独学マニュアル』〜これで映画が撮れる〜

2024.06.25

知り合いの方から、こちらの本をプレゼントしていただきました。

『映像クリエイターのための完全独学マニュアル 不可能を可能にするテクニック〈撮影・録音・照明・ 構図・脚本・編集〉』

私は全然映像クリエイターでもないですし、なろうとも思っていないのですが、どうやら界隈で? 話題の本らしく? 「面白いからぜひ読んでみて」と勧めていただきました。

著者は映像作家のリュドックさんという方です。

映画学校に通うことなく、本やネットの助けを借りながら、独学で映像制作の知識や技術を身に付けて活動する、気鋭の映像作家のリュドック(Ludoc)が、自身の経験をもとに、限られた予算においてまるで大作映画のような映像を制作するための方法を徹底解説。

YouTube探しました。多分、こちらの方だと思われます。

個人

コメディ集団スタジオベーグルの監督もしていらっしゃる。
スタジオベーグルのチャンネルがこちら。

このリュドックさんが、機材選びや、現場での撮影・照明・録音の基本、シナリオに基づくカット割り、フレーム内の構図の作り方、会話の撮影方法、画面に独特の動きを生み出す撮影や編集のテクニック、そして最終編集作業などなどなど、映像編集の全工程を、この本一冊にまとめてくれています。

要するに、この本を読めば、素人でも映像作品が一つ作れるということです。

最近はアイフォーンで映画が撮れる時代なので、映像が作りたいとぼんやり思っている人には、もってこいの本ですね。

では、映像作品を撮るつもりのない人間には何が面白いのかというと、映像技術を解説する際、有名な映画作品を例として取り上げてくれているところです。

『ラ・ラ・ランド』でA lovely nightを歌うとき、ミアとセバスチャンがベンチで横並びになっているのは三分割法が使われているとか

『羊たちの沈黙』のクラリスとレクター博士の対話シーンでは、切り返しショットやワイドショットなど、いくつものカット割りを組み合わせたテクニカルなシーンだとか、

何も知らない人間が思わず「へぇ!」と言いたくなるような映画豆知識がふんだんに盛り込まれています。読んだら、その作品を観たくなるという効果があります。

まだ全然読めていないですが、近々読みます。

近々読む本が増え続ける日々です。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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