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『だんドーン』42話〜ふるさと納税でフグを頼んだ〜

2024.07.21

『だんドーン』42話が、いつの間にか公開されていました。
一週間早い。

長らく続いていた川路たちの金塊運びの旅ですが、ようやく目的地に到着しました。

どこに向かってたのかすっかり忘れていたのですが、下関にある豪商・白石正一郎のお家がそうだったみたいです。
あれ? そもそも、なんで金塊運んでいたんだっけ? 

わからなくなったので振り返ってみたところ、上京する兵士たちのお米を買うためでした。そうだ、そうだった。

そこへやってきたのが、長州藩の桂小五郎、久坂玄瑞、山田市之允です。

長州藩の大物がわざわざやってきたのは、川路たち薩摩藩の動向を探るためでした。

ここで幕末豆知識が登場します。藩外の人たちと外交する志士たちにとって「圧」はとても重要な要素で、重要な役割を担うポジションは「高身長」であることが条件の一つだったそうです。

川路が180センチ、中村半次郎君が177センチ、久坂玄瑞が180センチ、桂小五郎が174センチと書かれており、「本当か?」と思って調べたところ、どうやら本当みたいです。

その流れで、さらに大隈重信が184センチという事実を知り驚きました。早稲田にある銅像は実寸だったりするのか……?

当時の日本男性の平均身長が155センチくらいだったそうなので、川路たちはめちゃくちゃデカいとうことになります。平均身長より20センチ以上高かったらもう、道歩いてたら、目立って仕方なかったんじゃないだろうか。

そんなこんなで、豪商・白石さんが用意した食事が運ばれてきます。フグです。

しかし、毒があるフグは、どこの藩でも食べられるのを禁じられていたらしい。安全に食べる方法は確立されていたのに、ダメだったんですね。フグ食が一般に解禁されたのは、明治に入ってからみたいです。

そこから、フグを食べるか・食べないかで、揉める一同。

もしフグ中毒になったら、ウンコ煮た汁を飲めばセーフという、民間療法を信じることにして、みんなで食べる……というところで今週は終わりです。もちろんそんな民間療法は嘘です。なんでそんな噂があったんだろう?

ここからフグを囲みながら、薩摩と長州の腹のさぐりあいがスタートするそうで、楽しみです。

ちなみに私は今年、人生ではじめて、フグをまともに食べました。ふるさと納税の恩恵です。

まともにフグの刺し身を食べた記憶がないので、多分はじめてで間違いないと思います。美味しかったです。

ふるさと納税、ありがとう。

ちなみに直近では、ふるさと納税でアワビを頼みました。

1年に好きなタイミングで利用できるふるさと納税。絶対にグルメにすると決めています。

今週には届くアワビ。とても楽しみです。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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