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- 『だんドーン』44話〜おかえり西郷どん〜
先週お休みだった『だんドーン』44話が公開されました。
ついに、特命の旅が終わり、薩摩へ帰還した川路たちパーティ。
旅編も面白かったな。
薩摩では、「久光四天王」と呼ばれる藩の重役たちが、「航海遠略策」について話し合っています。
航海遠略策??
とは、長州藩の保守派である長井雅楽が推す、日本の対外進出を推す思想。
だんドーン的に言い換えると、
「他国と条約をガンガン結んで、ガンガン貿易して、力をつけたあと、他国と対等に付き合おうぜ!」
とのことです。わかりやすい!
この思想について、四天王のうち堀次郎と中山中左衛門は肯定的なのに対し、
大久保さんと小松帯刀は否定的。真っ二つです。
この議論に割って入ったのが西郷どんです。
今週からやっと、西郷どんが復帰。久々に登場しました。なんで奄美に送られていたかは、忘れてしまいました。とにかく、みんなが会いたかった西郷どん。
そんな西郷どんですが、いきなり堀次郎さんに切腹を薦めます。
島津斉彬の仲間たちを大獄で弾圧した幕府を擁護するような「航海遠略策」は、下劣な策であり、島津斉彬への無礼でもあるから、「切腹して詫びたほうがいい」というのが、その理由です。
さらに、島津久光に対しても、「あなたは田舎者なので、率兵上京はやめとけ」と、無礼なことを言い放ちます。
久々の登場で忘れていましたが、西郷どんは、空気が読めない発言をするキャラでした。
しかし、大久保さんのフォローのおかげで、なんとか許された西郷どん。
薩摩藩の過激派たちをなだめながら下関に向かうミッションを任され、島津久光と距離を置くことになります。相性の悪い人とは、離れたほうがいいですよね。
次回はいよいよ率兵上京の開始です。
結局、率兵上京するんだな。西郷どんは反対してるけども。
最後は、川路と中村半次郎くんに新たな密命が下されることになり、今週は終わりです。
ところで、「率兵上京って、なんだったかな?」と今思っています。
一週間でいろんなことを忘れますよね。読み返しは必須ですね。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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