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『だんドーン』41話〜木賃宿ってそういうことだったのか〜

2024.07.06

『だんドーン』41話が公開されました。

久しぶりなので、一度読み返しました

2週くらい? 休載だったので、とても久しぶりな感じです。念のため、前回の復習してから読みました。

引き続き、薩摩の極秘任務です。

阿蘇山脈でなんやかんやあって、バラバラになってしまった川路と、中村半次郎&太郎。

阿蘇神社でおまじないをしたら、伊牟田に出会いました。
ついでに太郎にも再会できた。おまじないの効果がさっそく発揮されました。

しかしその結果、太郎たちを保護した清河八郎とも鉢合わせることに。

清河八郎さんは、阿蘇神社の宝刀である「蛍丸(ほたるまる)」を見に来ていたようです。

蛍丸って宝刀、本当にあるのかな? と思って調べたら、実在しました。残念ながら終戦直後の混乱で行方不明になり、現在まで所在がわかっていないそうです。こういうのって、どこかの蔵とかに眠ってるのかな……。

清河八郎さんは、過激浪士の筆頭ということで、川路たちにとって超要注意人物。金塊を運んでいることがバレたら、ここでミッション失敗となってしまいます。なんとか避けたい。でも逃げたら金塊を運んでいるのを認めるようなもの。悩んだ末に「相手の懐に飛び込むが吉」ということで、清河八郎さんたちが宿泊している木賃宿(きちんやど)に泊まることに。

木賃宿って、時代小説とかでたまに聞くけど、なんだろう? と思ってまたしても調べました。

江戸時代、宿駅で、客の持参した食料を煮炊きする薪代(木銭、木賃)だけを受け取って宿泊させた、最もふるい形式の旅宿。

だそうです。旅籠屋(はたごや)が食事付きなのに対し、食事なしなのが木賃宿ということですね。

気の利く太郎くんのおかげで体力回復

清河八郎さんから酒の誘いもありましたが、太郎くんが機転を利かせてくれたおかげで回避。

その後、宿で風邪をひいた中村半次郎とやっと合流します。

一人で金塊を2人分運んだ川路も疲労困憊。

そこで太郎くんは、自分が見張りをするから、川路と中村半次郎くんは今夜だけは熟睡してほしいと提案します。またしても気の利く太郎くん。

ぐっすり眠ったおかげで、川路と中村半次郎くんの体力ゲージは復活し、3人は夜明けとともに木賃宿を脱出。清河八郎から逃れることに成功したのでした。

そして今回のラストでは、久坂玄瑞と桂小五郎が登場しました。さすがに知ってました。

いやでも、久坂玄瑞についてはそんなに知らないかもしれない。多分誰かほかの歴史上の人物と混ざってるような気がします。

次週は40ページ増量版だそうです。楽しみです。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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