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- 『だんドーン』41話〜木賃宿ってそういうことだったのか〜
『だんドーン』41話が公開されました。
久しぶりなので、一度読み返しました
2週くらい? 休載だったので、とても久しぶりな感じです。念のため、前回の復習してから読みました。
引き続き、薩摩の極秘任務です。
阿蘇山脈でなんやかんやあって、バラバラになってしまった川路と、中村半次郎&太郎。
阿蘇神社でおまじないをしたら、伊牟田に出会いました。
ついでに太郎にも再会できた。おまじないの効果がさっそく発揮されました。
しかしその結果、太郎たちを保護した清河八郎とも鉢合わせることに。
清河八郎さんは、阿蘇神社の宝刀である「蛍丸(ほたるまる)」を見に来ていたようです。
蛍丸って宝刀、本当にあるのかな? と思って調べたら、実在しました。残念ながら終戦直後の混乱で行方不明になり、現在まで所在がわかっていないそうです。こういうのって、どこかの蔵とかに眠ってるのかな……。
清河八郎さんは、過激浪士の筆頭ということで、川路たちにとって超要注意人物。金塊を運んでいることがバレたら、ここでミッション失敗となってしまいます。なんとか避けたい。でも逃げたら金塊を運んでいるのを認めるようなもの。悩んだ末に「相手の懐に飛び込むが吉」ということで、清河八郎さんたちが宿泊している木賃宿(きちんやど)に泊まることに。
木賃宿って、時代小説とかでたまに聞くけど、なんだろう? と思ってまたしても調べました。
江戸時代、宿駅で、客の持参した食料を煮炊きする薪代(木銭、木賃)だけを受け取って宿泊させた、最もふるい形式の旅宿。
だそうです。旅籠屋(はたごや)が食事付きなのに対し、食事なしなのが木賃宿ということですね。
気の利く太郎くんのおかげで体力回復
清河八郎さんから酒の誘いもありましたが、太郎くんが機転を利かせてくれたおかげで回避。
その後、宿で風邪をひいた中村半次郎とやっと合流します。
一人で金塊を2人分運んだ川路も疲労困憊。
そこで太郎くんは、自分が見張りをするから、川路と中村半次郎くんは今夜だけは熟睡してほしいと提案します。またしても気の利く太郎くん。
ぐっすり眠ったおかげで、川路と中村半次郎くんの体力ゲージは復活し、3人は夜明けとともに木賃宿を脱出。清河八郎から逃れることに成功したのでした。
そして今回のラストでは、久坂玄瑞と桂小五郎が登場しました。さすがに知ってました。
いやでも、久坂玄瑞についてはそんなに知らないかもしれない。多分誰かほかの歴史上の人物と混ざってるような気がします。
次週は40ページ増量版だそうです。楽しみです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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