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- 『女子高生除霊師アカネ!』3巻〜クズパパのほっこりエピソード〜


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『女子高生除霊師アカネ!』の3巻が発売されていました。
教えてもらうまで、発売されていることに気づきませんでした。

表紙はお父さんです。
今回はアカネが友情を大切にする話、
投げ銭ビジネスにハマる、
そしてアカネの両親の話でした。
高校生なのに、異常に金に意地汚いアカネが、
ときに大金をつかんだり、あっさり失ったりと、アップダウンの激しい生活を淡々と見せてくれる漫画なので、読後とても爽快な気分になれます。
そんなアカネの両親は一体どんな人だったのか? というのが3巻の主軸です。
両親にちゃんと設定あったのにたまげた
もともと、パパが除霊師で、亡くなったママはその手伝いをしていると聞かされていたアカネ。
実際は逆で、ママが除霊師、パパがその手伝いをしていたのです。
そして、いんちき除霊師のアカネとは違い、
ママは本当に霊感をもった優秀な除霊師でした。
パパに取り憑いた生霊を祓ったのが縁で、二人は距離が縮まったのだそうです。
ここまで、パパがただのクズ人間でしかなかったので、両親にちゃんと設定があったことにびっくりしました。
何らかの病気で若くして亡くなったアカネのママ。
アカネが怪しげな商売をせず、普通に育ってくれることを願って、自らの霊能力を明かさなかったようです。
残念ながら、その願いはまったく叶いませんでしたが、タフに元気に生きているアカネを、きっと空から見守ってくれていることでしょう。
誰がお墓にお花をお供えしてくれてるのかな
最後は、ママのお墓に誰かがお花をお供えしてくれている……きっとパパかな? という、ほっこりするシーンで終わります。
じつは私もまったく同じ現象を知っていて、誰がお墓にお花をお供えしてくれているのかわかりません。
この作品では、きっとパパだよね〜と推測できますが、リアルだと本当に誰だかわかりません。
知らなくてもいいんだけど、ちょっとだけ気になる。
どうやったらわかるのでしょうか。ヒントを持っている方がいたら、ぜひ教えてください。


中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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