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劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

2025.08.22

少し前ですが、ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てきました!

あの頃見た未来が、すんなりやってきた

過去記事を見返したら、チケットを取ったのが昨年末。
もう半年以上も経っていました。「まだまだ先だな」と思っていたのに、あっという間に当日……

一緒に行ったのは、お友だちのHARUKAさんと、KYOKOさん。『クレイジー・フォー・ユー』を観に行ったときと同じメンバーです。

この日もとんでもない暑さでした。浜松町駅から劇場まで歩いて10分ほどですが、その距離もしんどかった。アイスコーヒーが美味しかった。

四季劇場[秋]です! グッズ売り場がもう可愛くて、私たちはウキウキでした。

コリン・イングラム社について

ところで、今回の正式なタイトルは、「劇団四季とコリン・イングラム社による ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』」です。

コリン・イングラム社ってなに?? と思ったので調べてみました。

コリン・イングラム社は、国際的な舞台プロデューサーであるコリン・イングラム氏が率いるプロダクションチームだそうです。

ようするに、日本でのミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、劇団四季とコリン・イングラムさんの共同制作という意味なわけですね。

MCUとか、スパイダーマンを観ても思うんだけど、こういう有名作品の権利関係がいまだに混乱します。スパイダーマンは今SONYが映画化の権利を持ってるの? なんか争ってなかった? みたいな。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もデロリアンの商標権について揉めたりしてたので、有名作品の権利関係はややこしいなといつも感じます。

2014年に制作発表された作品が今年日本へ

ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が完成するまでに、数年かかったとありますが、具体的には2014年に、ミュージカル製作を発表するプレスリリースを発行。その後、イギリス・マンチェスターでプレビュー公演が始まったのが2020年。6年くらいかかっています。

プレビュー公演を経て、2021年にロンドン・ウエストエンドで開幕。

翌年2022年にはローレンス・オリヴィエ賞7部門にノミネートし、最優秀新作ミュージカル賞を受賞しました。

2023年にはアメリカ・ブロードウェイでも開幕しました。が、こちらは今年の1月には閉幕したようです。

そして、2024年4月に満を持して、日本版がスタート。
初演観たかったけど、落選しました。

世界にたくさん作品はあれど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、日本でも人気が高いので、制作発表の瞬間から、上演することは決まってたんだろうな。

当初は2026年3月が千秋楽でしたが、すでに延長が決まり、来年9月までの上演が決まっいてるようです。

実際、劇場に行くと、ほかの四季作品に比べて、男性客が多い気がします。グッズを身に着けている男性もよく目につきました。グッズのデザインも近未来的なカッコいい系なので、そのへんの客層を狙っているのかな。あくまで私の肌感覚です。

幕が上がる前からすごい

そんな方々を横目に、私たちはワクワクしていました。劇場の中は、めちゃくちゃコンピューター! ディズニーランドのスター・ツアーズを思い出しました。

スクリーンには、観劇中のお知らせが表示されます。でも文字は全部カタカナ。ちょっと機械に詳しくないので、言葉が全然出てこないのですが、1980年代のコンピューター的なやつです。ピコピコピー…みたいな…ダイアルアップ接続みたいな感じです。

はじまる前からこういう演出があると嬉しくなりますね。

本編につづきます。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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