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『ゴールデンカムイ展』〜ミスチルはすごい〜

2022.06.15

鶴見ナイト

東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催されている『ゴールデンカムイ展』に行ってきました。知人から「これ面白いですよ」と言われて読み始めてから6,7年。この4月についに最終話を迎えてしまいましたね。

長らく単行本派でしたが、最終章が始まったあたりから、ヤンジャンアプリで単話購入するようになりました。同僚の「最終話をみんなで一緒に迎えようよ」という熱い言葉に胸を打たれたからです。しかし実際そのとおりで、リアルタイムで最終話を読めてよかったです。

さて、ゴールデンカムイ展に行ったのは、最終回から2週間後くらいのタイミングでした。個人的希望で、行ったのは火曜日の夜。鶴見ナイトです。鶴見中尉or鯉登少尉のお面をもらえます。平日の夕方、同僚と現地で待ち合わせしたのですが、予想外に人が多い。どうやらその日は、東京ドームでMr.Childrenのライブも開催されていたようです。加えて、最終話から間もない鶴見ナイト。

予想以上の人手だったのか、「こちらはMr.Childrenの列です」というプラカードを持ったスタッフが立っていました。そもそもそ東京ドームシティが広いので、なかなか合流できない。電話で「スタバが見えるところ」を伝えながら、なんとか同僚と合流しました。じつはこの日はもう一つ予定があって、それが、LaQuaのサンダードルフィンに乗るというものでした。ジェットコースターです。

遊園地が近くにあるのだから、ジェットコースターに乗らない手はない。LaQuaは入場無料で、アトラクションごとにチケットが購入できる仕組みです。サンダードルフィンは1200円です。歩いているとすぐに見つかったので、展覧会に行く前に乗ってしまおうということに。待ち時間は10分。さっそく並びました。最前列の席でした。昔も乗ったことがあるが、そのときよりも、圧倒的に怖かった。前方にスカイツリー、後方に東京タワーが見えますみたいなことをアナウンスされたが、後方まで見る余裕はなかった。乗車後は、私も同僚も少し老けていた。

ミスチルジョーク

1つ目の目的も達成できたので、さぁゴールデンカムイ展だ、と思い向かうと、サンダードルフィンの20倍くらいの列ができていて目を疑いました。ミスチルライブと同じくらいいたかもしれません。平日の夕方だっていうのに、この人混み。最終話ブーストがかかっているのか?とりあえず並ぶしかない。幸い、話すことはたくさんあったので退屈しませんでした。

その間、東京ドームからはミスチルのライブらしき音漏れがしています。曲などは全然わかりませんが、なんか響いている。そのたびに、

「ミスチルって、シーソーゲームだけの一発屋」

「シーソーゲームとHANABIの二発屋」

「トゥモロー・ネバー・ノウズもあるから三発屋」

などという、失礼なジョークを5回位言っては笑っていたのですが、途中で「音漏れ聞きに来ているファンに聞かれたヤバイ」ということに気づいたのでやめました。もちろん、Mr.Childrenは天才だと知っての冗談です。

結局入場まで1時間10分くらいかかりました。お面は、受付でもらえます。ランダムです。私も同僚も鯉登少尉でした。鶴見ナイトなのに??? ブースに入るとすぐに、杉元ゾーンに入ります。ここがまたすごい人。パネルやら装備品のレプリカなどが置かれているので、みんな撮影します。多分、場内でここが一番混んでいたのではないでしょうか。私たちも同じように、写真を撮ります。

進んでいくと、各キャラクターごとのゾーンが広がり、アイヌ民族の小物やらアクセサリーやらも展示されていました。作中何度も登場していたので感慨深いです。

ヒグマもいました。

メインキャラのほか、脱獄囚もいるので、キャラクターの数本当多いですよね。よくもこんなに描けるもんだ。サトル先生ってすごいんだなぁ。展示内容はとても充実していて、満足度も高かったです。直接場内を観た人だけの、お楽しみ的なものもあったり。大体、1時間ほどで観終わります。

その先は物販コーナーになるのですが、ここもまた行列です。最後尾に並びます。幸い? 30分ほどで中に入ることができました。目当てのものも買えて、ようやく終了です。この時点で足が棒のようになっていた。4時間近く立ちっぱなしだと、こんなにも疲れるんですね。飲みに行きたいところでしたが、そんな余裕ないほど疲れていたので、ここで解散しました。なお時間は21時前。

サンダードルフィンは21時までの営業だったので、展示会のあとに行こうとしていたら、間に合わなかったかもしれません。先に乗っておいてよかった。サンダードルフィンとゴールデンカムイ展の2つも楽しむことができた、充実した東京ドームシティナイトでした。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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