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ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇

2023.04.14

ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇

ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇

名前だけはずっと聞いていました。シリーズ化していて結構人気があるらしい。いつか観てみたいなと思っていたのですが、ついに先日行ってきました。ミュージカル『薄桜鬼』、通称『薄ミュ』です。

「薄桜鬼」の舞台は幕末。新選組をモチーフに、鬼や吸血鬼などのファンタジー要素が組み込まれた斬新なアドベンチャーラブストーリーです。

「薄桜鬼」あらすじ
幕末、 文久三年。 連絡の途絶えた父を捜すため京を訪れた少女・雪村千鶴が遭遇したのは、血に飢えた異形の者――「羅刹」と、 それを切り伏せる新選組の隊士だった。奇なる縁により、 父を捜すために新選組と行動を共にすることになる千鶴。父を捜すうちに千鶴と新選組の前に自らを”鬼”と名乗る謎の剣士たちが現れ……。

ミュージカル『薄桜鬼』シリーズではこれまで、「斎藤一 篇」、「沖田総司 篇」、「土方歳三 篇」など、本公演12作品、LIVE公演を含めると15作品が上演されてきましたが、今回のメインはついに、満を持しての、「山南敬助 篇」です。

主演の山南敬助を演じるのは輝馬さん。

読みは、「やまなみ」と「さんなん」の両方があり、どっちかわかっていないんだそうです。ここでは「さんなん」と読みます。

ヒロインの雪村千鶴を青木志穏さんが演じます。

東京公演は東京・北千住にある「シアター1010」で上演され、大阪公演は大阪・「サンケイホールブリーゼ」にて4/22(土)、4/23(日)に上演されます。

今回行った「シアター1010」は北千住駅からすぐ、北千住マルイの中にあります。
エスカレーターで11階まで上がっていきます。

最初に感想の結論を言ってしまいますが、思いがけず面白かった。
思いがけずというのは、私が何も知らないのにという意味です。
ゲームもアニメも未履修でキャラもよくわからん状態、さらには山南敬助を字面でしか認識していないにも関わらず、3時間があっという間でした。
やっぱり10年もシリーズやっているだけあって洗練されているように感じます。

山南さん、歌上手い

山南さんを演じる輝馬さんの歌がとても良かったです。
メインで歌い上げるシーンが多かったからかもしれないけど、一番上手いなと思いました。

テンポが良い

池田屋事件から始まり、鳥羽・伏見の戦いなど、史実に沿って物語は進んでいきます。
内容がギチギチに詰まっているせいか、ものすごいスピードで進んでいく。テンポが良い。5分置きくらいで歌とダンスor殺陣が入り、ステージを盛り上げます。

もちろん戦いだけでなく、山南敬助と雪村千鶴のラブも見逃せません。
詳しくは伏せますが、後半の美しく愛に溢れたシーンにうっとり。

盛りだくさんで楽しい観劇体験でした。
ゲームもやってみたいなと思いました。

撮影タイム。
PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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