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- 『だんドーン!』12話〜ついに大物OUT〜
※激しくネタバレしています。
『だんドーン』12話です。
結論から言うと、島津斉彬退場の回でした。
ここまでほぼレギュラーとして登場し、重要人物の一人として活躍していた島津斉彬とついにサヨナラです。
先週登場した小松帯刀が新しい仲間に加わり、率兵上京の準備に取り掛かる薩摩藩。
その最中、島津斉彬は「こんなことに巻き込んですまない」と川路たちに謝ります。
そういえば川路が主役だったなこの漫画。
それに対し、西郷どんが曇りなき眼で、島津斉彬に仕えることができたことを幸せに思うと伝えるのです。見開き使っての感動的なシーン。
よく考えたら、めちゃくちゃ死亡フラグ立っていますが、いかんせん史実を知らないので、まさか島津斉彬がOUTすることになるなんて思っていませんでした。
そして、川路には、「フランスのジョゼフ・フーシェのような存在になれ」と告げます。
私はしばしばフランス好きを公言しているのですが、にも関わらず、ジョゼフ・フーシェの名前は初めて知りました。
フーシェが作った国を守る組織のことを「ポリス」と読んだそうです。フランスにおける近代警察の礎を気づいた人なんですね。
川路にそんな男になれという島津斉彬。これが二人にとって最後の会話となりました。
浜辺でなんか訓練的なことをしている際、一人になったのをタカ様に狙われた島津斉彬。
濡れた布で顔覆って窒息させようとします。すごい嫌だ……。
最終的に、このまま絞殺されるか、時間猶予ありの毒殺されるか選べという地獄の二択を提案。島津斉彬は毒殺を選ぶのでした。
史実では島津斉彬は病死とされているそうですが、一方で暗殺説もあるみたいです(Wikipedia調べ)。
なお、先週のラストでタカ様が西郷どんの庭から何かをピックアップして終わったのですが、あれ毒薬だったみたいです。何も気づいていませんでした。西郷どんの庭だったことも気づいていませんでした。読み込みが甘いですね?? 気をつけたいと思います。
そんなわけで主要人物がOUTし、物語が大きく展開していく予感です。
薩摩藩の心の支えがなくなり、いよいよ西郷どんが台頭してくるのか? それともほかに大物がいるんですか?
日本史勉強してこなくてよかったなと思います。次週も楽しみです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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