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- 方南町のお化け屋敷『畏怖 咽び家』に挑戦③〜発見〜
方南町のお化け屋敷『畏怖 咽び家』に挑戦①〜集結〜
方南町のお化け屋敷『畏怖 咽び家』に挑戦②〜出発〜
序盤でちょっとしたハプニングはありましたが、なんとかスタートしました。
ここから本格的な脱出ゲームが始まります。
不動産屋のお姉さんが去り、メンバーだけが室内に取り残されたあと、私はわりと本気で「無理かもしれない」と思いました。思いましたし、口にも出しました。
これはTipsなのですが、お化け屋敷が苦手な人は本当に止めた方がいいと思います。
苦手と言っている人を無理につれていくのも止めた方がいいと思います。大惨事になります。
一応リタイアもできるそうですが、実際に行ってみると、どうやってリタイアするのかわからない。返金もされませんので注意。
ネタバレ厳禁なので詳細は書けませんが、サイトに掲載されている先出し情報はこんな感じです。↓↓↓
①殺人鬼から隠れろ!!
家には押入れ、机の下、カーテン、タンス、便所、等隠れられそうな箇所が多数あります。殺人鬼に見つからぬ様息を潜めながら隠れてください。ただし、必ずしも全員で同じ場所に隠れられるとは限りません。時には別行動が必要になる場合もあるかもしれませんので悪しからず…
②家の中を調べろ!!
家の中には脱出に必要なアイテムやヒントがあるかもしれません。
ただし、普段置いてあるはずの物がその場所から無くなっていたり動いていたりすると気づかれてしまう場合があるかもしれません。男を良く観察し、慎重に行動してください。
③殺人鬼に見つかってしまった!!
「ヤツ」に見つかってしまうと「調理場」(殺人現場)に貴方は連れて行かれるでしょう。調理場に閉じ込められた貴方は殺されるのを怯えて待つことになります。ただし貴方に他の仲間がいるのであれば、仲間に救出してもらえる可能性があるかもしれません。仲間がいる場合は、最悪の事態になった時を想定し、話し合っておく事をお勧めします。
④情報共有を忘れるな!
家の中で起きた事や見たものには脱出につながるヒントがある場合があります。他のプレイヤーとの情報共有を忘れずに。
殺人鬼から隠れろ! って言ってるのに、メンバーたちはすぐ室内を調べはじめたのに驚きました。こんな暗闇の恐怖の中、この人たちよくそんなに動き回れるな?
やはり普段から脱出ゲームやゲームや霊に慣れてる人たちは違うなと、感心したのです。
私は一人で行動するのも嫌だし、前後左右に人がいないのも嫌なので、メンバーたちから目を離すことができませんでした。
でも何もしてないと思われるのも恥ずかしいので、無意味に戸棚とかを触っていました。もちろんそこには何もありません。
そうしたなか、最初にアイテムを発見したのは小暮先輩でした。
ぶっちゃけ今回のチームの中で、役に立たないのは私と小暮先輩だろうなと密かに思っていました。なので、このファインプレーには驚きましたし、悔しかった。
小暮先輩が早くもチームの役に立っている……このままでは私だけがチームのお荷物ということ?
焦りました。
焦った私は、勇気を出して行動に出ることにしました。もちろん、移動するときはリーダーと一緒です。
開始数分くらいすると、もう周りのメンバーの動きもバラバラになってくるので、一番生還率の高い人と一緒にいるのが得策だと思ったのです。
が、それは誤算でした。
リーダーは誰よりも積極的に謎解きをするので、むしろ捕縛率が高かったのです。
なんと最初に「ヤツ」に見つかってしまったのはリーダーでした。
「お前、そこで何してる!」
的なことを言いながらリーダーに近づいてくる殺人鬼。
息が止まりそうでした。
すぐそばにいた私は慌てて近くの隠れ場所へ。
ところがそこは、とんでもなく狭いところでした。全然体が入らない。
私がもぞもぞしている間、「調理場」へ連れて行かれてしまうリーダー。
やばい、このままではすぐにヤツが戻ってくる。なんとか、なんとか隠れないと。
パニックなので、ほかの隠れ場所を見つけようという頭は回りません。
結果私は、上半身だけ潜り込み、下半身丸出しの状態で隠れることにしました。
このとき私は、ゲームでいう「当たり判定」を思い出していました。
とにかく、押入れなどの隠れ場所に“体の一部”が入っていればセーフかもしれない。
そういえばリーダーも最初に「とにかくどこかに入れば大丈夫」と言ってたような。
結果を言うと、全然ダメでした。
「お前、それで隠れてるつもりか!」
というヤツの声で、私は「今回、当たり判定は厳しいな?」と察しました。
そして、リーダーが待つ調理場へと連れて行かれたのです。
助けに来たのだと勘違いしたリーダーには申し訳なかったです。
なお、調理場に連れて行かれても、仲間が救出してくれればゲームに戻ることができます。
つづく。
次回、「痛恨のミス!アイテムを忘れてきた!」です。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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