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Netflix『シティーハンター』〜私の自慢〜

2024.05.07

駅の伝言板によく書いてあったよね

Netflix『シティーハンター』を観ました。

配信前から話題で、期待値がすごかったですね。

国内でのシティーハンターの実写化は、今回が初なんだそうです。フランス版のほうが先だったんですね。

今年の春には、舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」も上演され、そして今回の実写版シティーハンター。

さらには、吉祥寺にリニューアルオープンした「GALLERY ZENON(ギャラリーゼノン)」のオープニング企画として、現在『北条司展』が開催中です。

来年2025年が『シティーハンター』の連載40周年らしいので、まさに北条司イヤーです。

私は『シティーハンター』原作は未読、アニメ版しか観たことがありません。それも全部観たわけではなく、「冴羽獠が弾の勢いをそぐために、自分の手を介して、ターゲットを撃つ」という名シーンを、再放送とかで100回くらい観ました。

前後がどういう展開なのかまったく覚えていませんが、そのシーンだけは鮮明に覚えています。

あと、香がハンマーを持っているとか、駅の掲示板にXYZと書いてるとか、ざっくりとした情報です。

それくらいの知識しかなかったので、Netflix『シティーハンター』は普通に楽しめました。

最初は時代背景がわからず、てっきり1990年代かと思っていましたが、なんと現代が舞台。

それどころか普通に新宿歌舞伎町、それもトー横とかが出てきてびっくりしました。歌舞伎町は撮影が難しいことで有名らしく、『新宿スワン』も撮影許可が降りず、新宿を再現したどっかで撮影したと聞きました。

どうやら『シティーハンター』では、長い時間をかけての交渉によって、ようやく撮影許可がおりたそうです。原作の舞台が新宿なので、ファンも嬉しかったでしょうね。北条司先生パワーはすごいですね。

私の人生における2つの自慢

さて、私には人生で2つくらい自慢があるのですが、その一つが、鈴木亮平さんに会ったことです。

今から10年前、某アスリートの方を取材するためホリプロの本社に伺ったときのことです。

個室で待機中、編集さんが「廊下に鈴木亮平がいる!」と言うではありませんか。

当時、NHK朝の連続小説『花子とアン』に絶賛出演中だった鈴木亮平さん。

ドラマを見ていた私と編集さんは、鈴木亮平さんの話題でたびたび盛り上がっていたこともあり、一気にテンションが上がりました。

こっそり廊下に出てみると、たしかに向こうから鈴木亮平さんが歩いてくる。しかも、横にはマネージャーさんらしき人が一人いるだけで、圧倒的に手薄な守り。

通り過ぎる瞬間、勇気を出して私は声をかけました。「『花子とアン』今朝も観てきました。応援してます! 頑張ってください!」

すると鈴木亮平さんは爽やかな笑顔で、私の目をしっかりと見ながら「ありがとうございます」と返してくださったのです。

突然目の前に飛び出してきた見知らぬ人間に対しても、このファンサービス。心が暖かくなりました。以来、私は鈴木亮平さんのファンです。

ただそれを言いたいがためだけに、『シティーハンター』について書きました。

ちなみにもう一つの自慢は、体が柔らかいことです。

『シティーハンター』まだ観ていない方は、ぜひ観てみてください。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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