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- 『だんドーン』42話〜ふるさと納税でフグを頼んだ〜
『だんドーン』42話が、いつの間にか公開されていました。
一週間早い。
長らく続いていた川路たちの金塊運びの旅ですが、ようやく目的地に到着しました。
どこに向かってたのかすっかり忘れていたのですが、下関にある豪商・白石正一郎のお家がそうだったみたいです。
あれ? そもそも、なんで金塊運んでいたんだっけ?
わからなくなったので振り返ってみたところ、上京する兵士たちのお米を買うためでした。そうだ、そうだった。
そこへやってきたのが、長州藩の桂小五郎、久坂玄瑞、山田市之允です。
長州藩の大物がわざわざやってきたのは、川路たち薩摩藩の動向を探るためでした。
ここで幕末豆知識が登場します。藩外の人たちと外交する志士たちにとって「圧」はとても重要な要素で、重要な役割を担うポジションは「高身長」であることが条件の一つだったそうです。
川路が180センチ、中村半次郎君が177センチ、久坂玄瑞が180センチ、桂小五郎が174センチと書かれており、「本当か?」と思って調べたところ、どうやら本当みたいです。
その流れで、さらに大隈重信が184センチという事実を知り驚きました。早稲田にある銅像は実寸だったりするのか……?
当時の日本男性の平均身長が155センチくらいだったそうなので、川路たちはめちゃくちゃデカいとうことになります。平均身長より20センチ以上高かったらもう、道歩いてたら、目立って仕方なかったんじゃないだろうか。
そんなこんなで、豪商・白石さんが用意した食事が運ばれてきます。フグです。
しかし、毒があるフグは、どこの藩でも食べられるのを禁じられていたらしい。安全に食べる方法は確立されていたのに、ダメだったんですね。フグ食が一般に解禁されたのは、明治に入ってからみたいです。
そこから、フグを食べるか・食べないかで、揉める一同。
もしフグ中毒になったら、ウンコ煮た汁を飲めばセーフという、民間療法を信じることにして、みんなで食べる……というところで今週は終わりです。もちろんそんな民間療法は嘘です。なんでそんな噂があったんだろう?
ここからフグを囲みながら、薩摩と長州の腹のさぐりあいがスタートするそうで、楽しみです。
ちなみに私は今年、人生ではじめて、フグをまともに食べました。ふるさと納税の恩恵です。
まともにフグの刺し身を食べた記憶がないので、多分はじめてで間違いないと思います。美味しかったです。
ふるさと納税、ありがとう。
ちなみに直近では、ふるさと納税でアワビを頼みました。
1年に好きなタイミングで利用できるふるさと納税。絶対にグルメにすると決めています。
今週には届くアワビ。とても楽しみです。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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