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『だんドーン』34話〜ハンターハンター現象〜

2024.04.18

『だんドーン』34話が公開されました。

今週はカラー扉でしたね。はじめて見た気がする。
川路の隣の女性は誰でしょうか?

ハンターハンターと同じ現象

今週は、桜田門外の変のあとの日本の惨状を、改めて解説してくれる回でした。
1回じゃ理解できなかったので、2回、3回と読み返します。ハンターハンター読んでるときと同じ現象が起きました。

ひとまず、桜田門外の変で、井伊直弼が殺害されたあとに老中になった安藤信正さんという方が、とても大変な立場になったということです。聞いたことあるようなないような。

井伊直弼が暗殺されたことで、彦根藩と水戸藩の大戦争が勃発しそうになり、そうすると国中大変ということで、これを食い止めるため「井伊直弼は生きてることにしよう」と、偉い人たちの間で口裏を合わせることになりました。

その結果、大戦争の可能性はひとまずなくなり、藩の取り潰しなどの混乱もなくなりました。

しかし問題はそれだけじゃありません。生前に井伊直弼が締結した外国との自由貿易、いわゆる「日米修好通商条約」のせいで、江戸の経済が大混乱に陥っていたのです。

国中が品薄状態で、物の値段がバク上がり。激しいインフレが起こります。

その結果、幕府が無能だと悟った国民たちの間で、「尊王攘夷」運動が激化します。

尊王攘夷は、社会のテストで必ず出てきました。

そんな感じでいろいろあって、いろいろな人たちが、薩摩藩に「倒幕してね」とプレッシャーをかける事態になっているのだそうです。

なるほどね〜。

他藩の状況を集めるため、忍者の伊牟田が、脱藩して密偵になるところで今週は終わりました。

伊牟田と小松帯刀の友情……みたいなものがフィーチャーされていましたが、ちょっと知能が高すぎて、私には今ひとつ理解できなかった。伊牟田って、小松帯刀にこんなに忠誠誓ってたっけ?? 関係性をいまいち覚えきれません。

とにかく、桜田門外の変の後の日本が大変なことになったという事実と、これから動乱の幕末へと進んでいくということがわかりました。緋村抜刀斎の時代ですね!!

次回は、噂の幕末四大人斬りが出てくるみたいです。先週予習しておいてよかったです。

そして、表紙の人物ですが、女ではなく、四ツ目屋の作蔵でした。わからなかった。
そんでもって、改めて見たら後ろの襖にデカデカと春画が描かれている。タコ……?

次回も楽しみです。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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