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『私が見た夢の街-ブロードウェイでの挑戦』〜参考にしたいMCスキル〜

2023.07.21

陰鬱で最高なミュージカル

Bunkamuraが主宰する【文化情報発信プロジェクト】の第一弾
『私が見た夢の街-ブロードウェイでの挑戦』というトークショーに行ってきました。

登壇者は、演出家の宮本亞門さんと俳優のソニンさん。お二人が実際に体験したブロードウェイでの出来事をお話いただくイベントです。

このお二人といえば、ミュージカル『スウィーニー・トッド』ですよね。私は2007年、日生劇場の亞門版・初演を観に行きました。

今も覚えていますが、すっごく面白かった! ずっと陰鬱。キャストが全員青白い、ときどき緑になる。ティム・バートン。
このときジョアンナ役を演じたのがソニンさんでした。今回のトークショーで知ったのですが、ソニンさんは『スウィーニー・トッド』がミュージカル初出演だったそうです。当時のソニンさんの印象といえば、(私の中では)まだまだEE JUMP。なのでアイドル枠かなと思ったけど、今や立派なミュージカル女優ですね。努力したんだなぁ。

『スウィーニー・トッド』はすごく好きな作品だったので、これは行かねばと思いすぐにチケットを取りました。

またたどり着けない

最初にも書きましたがこれ、Bunkamuraが主宰するイベントなんですよね。なので私もいつもの通り、Bunkamuraのサイトでチケットを取ったんです。

そしていつも通り、Bunkamura近くのバス停を降り、近くのファミマでチケットを発券して、さぁ行くかと思ったときにやっと気づきました。開催場所が全然違うということに。

今回は「東京カルチャーカルチャー」という、イベントスペースでの開催だったんですね。うっかりしていました。Bunkamuraから徒歩10分。余裕を持って到着したつもりが、結局オンタイム入場となってしまいました。最近本当にこういうミスが多いんだけどなんなの?
なお上記の理由から写真を撮り忘れたため、アイキャッチはいらすとやです。『スウィーニー・トッド』をイメージして床屋にしてみました。

ブロードウェイ挑戦に必要なもの

ソニンさんがブロードウェイに挑戦したのは、宮本亞門さんが「海外に行け」的なことを言ったのがきっかけだったそうです。それで今回こういうテーマでトークショーができたことを不思議な縁だと語っていらっしゃいました。

その後、事務所に内緒で文化庁新進芸術家海外研修制度に応募、1年間ニューヨークに留学していたそうです。それまでにも地盤づくりのため、頻繁にニューヨークに足を運んでいたそうで、行動力がすごい。

お二人ともそれぞれブロードウェイでの印象についても話されていましたが、共通するのが、「観客がうるさい」。ニューヨーカー賑やかですよね。
ちなみに私はブロードウェイでは、2011年にミュージカル『スパイダーマン』を観ましたが、時差ボケで第二幕をほとんど寝てしまったことを今日まで悔やんでいます。

宮本亞門さんブロードウェイでの初演出作品『アイ・ガット・マーマン』についてのエピソードや、ソニンさんの修行時代のエピソードも面白かったのですが、私が一番印象に残ったのはオーディションの話です。

オーディションで落ちたら、その場で審査員に文句言うアメリカ人。
30秒で審査が終わるオーディション。

審査する側と、審査される側、それぞれの視点から聞くオーディション話は興味深いものでした。いずれにしろ過酷。また、ブロードウェイに挑戦する際に最も必要なのは「英語力」とのことでした。次点「人脈」。


MCも面白かった

来場者からの質問コーナーなどいろいろトピックスはあったのですが、ハイライトは溝渕俊介さんのMCです。絶妙に笑えるジョーク、恐れることのないブッコミ、円滑に進行するためのぶった切り質問。普段インタビューをする側の私としては、あの進行っぷりはとても参考になるものでした。終わりの時間を気にしてくれているのも好感度高い。登壇者二人に並ぶレベルの存在感だったと思います。

とても学びのあるトークショーでした。第二弾もチェックしたいです。また溝渕俊介さんのMCだったらいいな。
あと今度は開催場所間違えませんように。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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