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『だんドーン』22話〜さようなら西郷どん〜

2023.12.29

『だんドーン』22話です。

西郷どん、一旦退場

なんと今回で西郷どんが一旦退場です。
安政の大獄から逃げるため、奄美大島に行ってしまいます。

奄美大島で西郷どんは「愛加那(あいかな)」という島妻を娶り、二児を授かったとか。『西郷どん』観てた人にはおなじみみたいですね。私は観てなかったので全然知りませんでした。

ちなみに西郷どんには生涯で三人の妻がいて、子供は全部で5人。子孫の方々もたくさんいるようで、『だんドーン』読んでるのかな、と思いました。

混乱する薩摩藩

話を戻して、西郷どんがいなくなったあとも薩摩藩は混乱を極めていました。

「戊午の密勅」を幕府に返すか、調停に返すか、それとも返さないのかで、揉めており、殺し合いにまで発展している始末。

これ以上同士討ちが広がらないよう、薩摩藩で兵を挙げて井伊直弼を倒そうという声が。そうなるともう収拾がつかなくなるので、焦る大久保さん。

そんな最中、現れたのが有馬新七先生。薩摩藩内ですごい発言力をもってる人だそうです。この有馬先生の「脱藩しよう」の一声によって事態は一変。みんなで脱藩して井伊直弼を倒しに行くことになってしまいます。

島津久光を召喚して丸く収める

困った大久保さんは、川路を巻き込んで一芝居打つことに。

薩摩藩主・島津忠義の実父、島津久光を召喚。
久光の必死の説得に加え、死んだ島津斉彬が寵愛していた小姓・愛之助くんの口添えもあって、脱藩に燃える家臣たちを諫めることに成功します。

これでめでたしめでたし……ではなく、摩も水戸も過激派と保守派に分かれてまだまだ爆発寸前。このままではいかんということで、小松帯刀が何やら不穏な策略を川路に耳打ちするところで、今回は終わりです。

視線の先には大久保さんと、有村兄弟。しかし次男だけなぜか曇り顔。何か察してるのでしょうか。

今回のサブタイトルが『役者はそろった』なので、主要人物はこれで勢ぞろいなのでしょうか? 川路がなんだか巻き込まれ続けてる感じがしますが、この先覚醒するのかな。

次回は来年です。来年? 

歴史に疎いと、この話が一体どこに向かってるのかまったくわからないので、予想できない展開を楽しみにしたいと思います。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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