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『人と違うことはいいこと』〜巻末のお手紙で驚いた〜

2024.03.27

昨日、ちいめろさんのインタビューをお知らせしましたが、せっかくなので書籍の詳しい内容もご紹介したいと思います。

『人と違うことはいいこと』

タイトルと表紙を見ると、なにかポエム的なエッセイ本?? と思ってしまいそうですが、これも戦略だそうです。

子育て本なので、いろいろな世代の人に手に取ってもらうために、あえてこういうデザインにしたんだとか。

帯には、4歳の頃と、現在のりゅうちゃろ君のビフォーアフターが!!

アオリは、

「小学生ホスト・琉ちゃろ」で炎上してから10年!

10年!! 驚き!! つい昨日も10年ぶりの方とお会いして、「あれから10年!!」と話したばかりでした。光陰矢の如し……。

本のメインとなるのは、ちいめろさんが日々大切にしている子育て10ヶ条です

上から目線で命令をしない
たっぷり褒める
否定しない
たくさん大好きと言う
ハグをたっぷりする

などなど。

加えて、昨日お知らせにも書いた、「金銭感覚を身に着けさせる」も10ヶ条の一つです。

勉強を見る際も、「やりなさい」で終わるのではなく、隣で一緒にやるというのも聞いて、すごいな〜と思いました。そうやって勉強を習慣化したことで、学年1位を取れるまでになったんですね。

ほかにも、子育てに悩むママたちへのメッセージでは、ちいめろさんならではの切り口が面白かったです。

ママも自由にしたらええ! という言葉も、ちいめろさんが言うと説得力があります。

個人的に一番印象に残っているのは、巻末にあるりゅうちゃろ君からママへのお手紙です。

なんと一人称が「私」。中学生の男の子が、お手紙を「私」で綴るとは、かなり珍しいのではないでしょうか。自分だったらない選択肢だった。

驚きとともに、圧倒的な礼儀正しさを感じました。

そんなサプライズも楽しめる一冊です。

子育て中の方、ぜひ読んでみてください。

PROFILE
演劇ライター 中村 未来

​中村 未来Nakamura Miku

千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。

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