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- 『シニカル・ヒステリー・アワー』〜懐かしすぎる漫画〜
本当は、先日観に行ったミュージカル『スウィーニー・トッド』のことを書こうと思っていたのですが、昨日の深夜目が覚めたとき、なぜかふと思い出してしまいました。
玖保キリコ先生の『シニカル・ヒステリー・アワー』です。
小学生の頃、友達の家にあったのを読んで、なんて面白い漫画なんだと、行くたびに読ませてもらっていました。夜中思い出したとき、キャラクターの名前や顔まで浮かんできたので、相当印象に残っている。
なのに、この20年以上、思い出したことがありませんでした。
人気漫画なのに、これまでどこかで見かけた記憶もありません。視界に入っていなかったのか? 本当に、今まで忘れていたことが不思議です。
『シニカル・ヒステリー・アワー』は、少女漫画雑誌『LaLa』で、1982年から1995年にかけて連載されていたそうです。
いじわるでわがままなツネコちゃんと、その親友のキリコちゃんをはじめ、個性豊かな子供たちがたくさん登場する漫画です。シンプルな絵柄で、なおかつストーリーは淡々と進んでいくのに、独特なやり取りがやみつきになります。
多分、作中「ハイセンスえほん」の話しも出てきた気がする……カタログ雑誌の。数珠繫ぎのように思い出したので、きっとそうなんだろう。
調べたところ、登場人物たちが大人になった続編の『くるくるシニカル』が別雑誌で連載していたようです。今はもうやってないのかな? 1巻だけ発売されているのを確認しました。
さらに調べたところ、玖保キリコ先生が、動物占いのイラストを担当していたことを思い出しました。めちゃくちゃ見覚えある。
玖保キリコ先生は現在はロンドンで暮らされているそうで、その様子をブログで発信しています。
今も現役バリバリでやられているのを知り、嬉しくなりました。
久々に『シニカル・ヒステリー・アワー』も読んでみたいと思います。
教えてくれたナオちゃん、元気かなぁ。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
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