GWネモフィラバスツアー③〜動物の吐息バス〜

バスツアーの続きです。

バスツアー①
バスツアー②

渋滞により予想外の事態が発生

めんたいパークを出発した我々が次に向かったのは、大洗磯前神社でした。
素敵な鳥居が拝めるそう。

が！！　ここに至るまでのものすごい渋滞により、何時間押し？？　ってくらい押していたために、残念ながら大洗磯前神社は、急遽ツアーからカットされることになりました。現地での決定です。

でも恐らく、みんなうっすら気付いていたと思います。このままじゃネモフィラ間に合わないよなと。そもそもネモフィラがメインのツアーなので、行けないと大変なことになります。添乗員さんも申し訳なさそうでしたが、GWなので仕方ないことです。想定内です。

というわけで、めんたいパークから、国営ひたち海浜公園にGO。

もちろん大渋滞によって、ここでも大幅にタイムロス。バス内で添乗員さんが、閉園時間を電話で確認し始めたあたりで、「本当に間に合うのか？」とさすがに不安になりましたが、なんとか開園中に到着することができました。

ギリギリのギリ

といっても、１７時閉園のところ、我々が到着したのは１６時前。滞在時間は約１時間。

ネモフィラが咲いている「みはらしの丘」までは入口から徒歩８分なので、往復２０分としたら、実際にネモフィラを拝めるのは４０分。

これがGW！

HARUKAさんと二人で一生懸命歩き、みはらしの丘に到着しました。

これです。

一面ネモフィラ。

ラッキーなことに、この日がネモフィラの最大見頃だったそうで、とっても綺麗でした。渋滞耐えて来たかいがあった。

しかし同時に来場者数も１０万人と、過去最高だったとか？　丘を登る行列ができていました。

丘はなだらかではありますが、頂上まで結構な距離があります。「このへんでいいよね」と、私たちは中腹でリタイアしました。それでもそこそこ高い場所から見渡すことができます。

外国の旅行者と思われる方も大勢来ていた。GWの日本旅行で、わざわざ国営ひたち海浜公園を選ぶあたり、相当な通じゃないか？　海外でも有名なのか？

ネモフィラを拝める時間が短いと言いましたが、実際には１０分くらい見たら結構満足するので、残りの時間は丘の下にあるベンチで休んでいました。

悲しかったのは、公園内の売店が、すべて１６時で閉店していたことです。自動販売機の水も全部売り切れ。ネモフィラのソフトクリーム食べたかった。

ところで、園内を歩いてるとき、HARUKAさんが「動物の息が聞こえる」と言うので振り返ると、園内を走るバスでした。

先頭にはうさぎが乗っていますが、小動物が出すとは思えない「ジョッジョッジョッ」という不安な音をずっと発していた。国営ひたち海浜公園に行く機会があったらぜひ注目してみてください。

帰りのバスは静かに

さてメインイベントも終わり、あとはもう帰るだけ。

帰りのバスもHARUKAさんと本当にどうでもいいことを喋っていたら、ついに添乗員さんに注意されてしまいました。「うるさい」とほかの乗客の方からクレームがあったようです。ごめんなさい。

単純に声がうるさいのもそうだし、３０代の女二人が「ハンターハンターだったら誰と付き合いたいか」みたいなレベルの話しを延々としていたら、頭がおかしくなっても当然です。

後半は黙って、窓の外を眺めていました。

流れる景色を必ず毎晩みている。いい歌詞だよな。

添乗員さん小咄で幕

大渋滞に巻き込まれ、予定時刻より４時間押して新宿に到着。

長い一日が終わりました。

到着間近、添乗員さんの終わりの小咄が印象的でした。

添乗員から一念発起して会社を興し、長年経営していたものの、体を壊し退職。再び添乗員に戻って全国旅をしていたところ、旅先のジュースを飲んで不調が一気に治った、というお話でした（ざっくり）。

旅をすると思いがけないラッキーが舞い込んでくるという話しです。添乗員に戻って旅に出なかったら、体調は治らないままだったわけですから、本当にめぐり合わせですね。

私は今回の旅で何を得たのでしょうか。
GWに車には乗るなという教訓でしょうか。

渋滞で行程は変わってしまいましたが、それも含めてドラマでした。
ちなみに今回の旅費は９５００円。お値段以上の思い出をもらいました。本当に楽しかったので大満足です。

またHARUKAさんを誘って、冬シーズンに行ってみたいと思います。