- HOME
- 『カササギ殺人事件』〜面白いってなんだ?〜
先走ってお知らせですが、来月、本村より先生のラジオにゲストとしてお邪魔させていただきます!
R’s Message Vol.45
金曜20:00からFMプラプラ(アプリ)よりTOKYO854 くるめラ
こちらのURLからも視聴できます→https://fmplapla.com/fmhigashikurume
※より先生についてはこちらの記事から↓
より先生の楽しいミュージカルライフ!:創立編
より先生の楽しいミュージカルライフ!:資金繰り編
より先生の楽しいミュージカルライフ!:集客編
テーマは「面白いとはなにか」。
字面で見ると、とんでもなく深いテーマに思えます。が、哲学めいたことは抜きにして、直近の面白い作品をピックアップして話すことになりそうです(多分)。
そこで最近はずっとどの作品をピックアップしようか悩んでいるのですが、なかなか絞りきれません。せっかくなら話が広がりそうなものがいいなと思っているのですが、何なら話が広がるんだろう??
というわけで、本やKindleを見返し、いいのがないかなと探していたら久々に懐かしい作品を発見しました。
『カササギ殺人事件』です。
2016年に発表されたイギリスの小説家アンソニー・ホロヴィッツの推理小説です。
上下巻の2部構成。
「このミステリーがすごい!」のほか、日本国内でもいろんな賞を取っており、当時話題でした。
この物語は構想が浮かんでから執筆まで、なんと15年かかったとか。確かに、これまでにないタイプの推理小説なので、アンソニー・ホロヴィッツは本当に天才なんだなと思いました。
1955年7月、サマセット州の片田舎にあるパイ屋敷の家政婦、メアリ・ブラキストンの葬儀がしめやかに執り行われた。彼女は鍵のかかった屋敷の階段から落ちて死んでいるところを、屋敷の庭園管理人であるネヴィル・ブレントによって発見された。
事件に疑問を感じた名探偵アティカス・ピュントが捜査を始めるが……。
私はこの作品を読む際は、ぜひ予備知識なく、何も調べず読んでほしいなと思います。
そのほうが驚きが倍増するからです。
ぜひ何も見ないで読んでみてください。ぜひ!
久々にタイトルを見つけて、もう一回読んでみようと思いました。
こういう「何度でも読みたくなる」をフックに、面白い作品を紹介してもいいのかなと思いました。まだ思案中ですが、本番まで一生懸命考えたいと思います。
中村 未来Nakamura Miku
千葉県習志野市出身の演劇ライター、シナリオライター。
玉川大学芸術学部卒業。
趣味は演劇鑑賞と漫画を読むこと。
東京都在住。
コメントを残す